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金価格が1%超反発、ドル安と原油価格下落で1週間ぶり安値から回復

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ドル相場の下落と原油価格の反落を背景に、金価格は木曜日に1%以上上昇し、前日の1週間ぶりの安値から回復した。中東の地政学リスクに対する懸念がやや後退したことが、安全資産である金への買いを支えた。
Investing.comによると、米国東部時間午後4時45分(日本時間午前5時45分)時点で、金現物価格は1.2%高の1オンス=$4,124.36、金先物も同様に1.2%高の1オンス=$4,133.17で取引された。
背景:地政学リスクの後退
この価格上昇の背景には、米国とイランの間の緊張緩和への期待がある。両国は前日、軍事的な応酬を交わし市場の緊張を高めていたが、トランプ米大統領が「イランは合意を望んでいる」と発言したことで、事態が沈静化するとの見方が広がった。
この発言を受け、前日に3週間ぶりの高値を付けていた原油価格は下落。紛争の激化によるインフレ圧力への懸念が和らいだことも、金市場にとっては追い風となった。
AdFRBの金融政策への思惑
市場参加者はまた、前日に公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨(6月16-17日開催分)の内容を消化している。議事要旨では、今後の金利見通しについて政策担当者の意見が分かれていることが示された。
- 一部の参加者は即時の利上げを主張した。
- 多くの参加者は、中東情勢の沈静化による原油価格の下落などがインフレを抑制し、積極的な金融引き締めの必要性が低下する可能性を指摘した。
ニューヨーク連銀のジョン・ウィリアムズ総裁も木曜日、米・イラン間の対立が再燃したにもかかわらず、年内の持続的なエネルギー価格の上昇は見込んでいないと発言。これは、インフレ懸念が限定的であるとの見方を強める材料となった。