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金価格はまちまち、FRBの金利見通しとインフレ懸念緩和が交錯

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月曜日の金市場は、現物価格が下落する一方で先物価格は上昇し、方向感に乏しい展開となった。これは、市場参加者が米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策の見通しと、インフレ圧力の緩和という相反する要因を慎重に見極めていることを反映している。
市場の大きな注目点はFRBの金融政策だ。先週発表された6月の米非農業部門雇用者数が予想を下回ったことで、FRBが利上げを急がないとの見方が広がり、金利を生まない資産である金の価格を支える要因となった。今週水曜日に公表される6月の連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨で、政策当局者の考えに関するさらなる手がかりが探られることになる。
一方で、金価格の上値を抑えているのがインフレ懸念の緩和だ。OPECプラスの増産合意などを背景に原油価格が下落しており、インフレ圧力が和らぐとの観測が浮上している。金は伝統的にインフレヘッジ資産と見なされるため、インフレ期待の後退は金の魅力を相対的に低下させる可能性がある。
AdFRBのウォルシュ新議長は先月、今後の政策指針(フォワードガイダンス)を廃止し、インフレ対策に専念する方針を示している。同議長は先週、インフレリスクは低下したとの認識も示しており、市場は今後の金融政策の方向性を慎重に見極めている。