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金価格、7週ぶり高値圏で推移-中東情勢とFRBの金融政策見通しを市場が注視

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Aug 10, 20261 min read
金価格、7週ぶり高値圏で推移-中東情勢とFRBの金融政策見通しを市場が注視

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金価格は7週ぶりの高値水準で堅調に推移している。米国の利下げ観測が支援材料となる一方、中東の地政学的リスクが安全資産としての需要を下支えしており、投資家は次の方向性を探っている。

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金価格は月曜日の取引で、前週末につけた7週ぶりの高値圏で底堅く推移した。市場参加者は、中東の地政学的リスクを安全資産需要の観点から注視しつつ、米国のインフレ指標発表を前に連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策の方向性を見極めようとしている。

利下げ期待と地政学リスクの綱引き

金スポット価格は、先週金曜日に6月17日以来の高値を記録した後、月曜日のアジア時間には小幅に値を下げた。Investing.comによると、東部時間午前0時27分(GMT午前4時27分)時点で、金スポット価格は0.1%安の1オンス=4,336.43ドル近辺で取引された。

金曜日の価格上昇は、7月の米雇用統計で予想に反して雇用者数が減少し、前月分も大幅に下方修正されたことを受けたものだ。この労働市場の軟化を示すデータにより、市場ではFRBが9月に利上げを行うとの観測が大きく後退した。

市場の焦点は米インフレ指標へ

金利を生まない資産である金にとって、金利の低下は保有する機会費用を減少させるため、価格の支援材料となる。先物市場では、9月15-16日の会合での利上げの確率は、雇用統計発表前の「五分五分以上」から「五分五分以下」へと低下した。

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投資家の次の注目材料は、今週水曜日に発表される米消費者物価指数(CPI)と木曜日の生産者物価指数(PPI)だ。これらの指標でインフレの鈍化が示されれば、FRBがより緩和的な政策に傾くとの期待が強まり、金価格をさらに押し上げる可能性がある。

中東情勢が下値を支える

一方で、地政学的リスクも金の価格を支える要因となっている。イランがホルムズ海峡を通る新たな航路開設に関してオマーンと最終合意に近づいていると発表したことは、中東情勢の不確実性を市場に意識させた。

地政学的な緊張は、一般的に「有事の金」として安全資産である金への需要を高める。しかし、それに伴う原油価格の上昇はインフレ見通しを複雑にし、FRBの利下げ余地を狭める可能性があり、金価格にとっては両面の要素をはらんでいる。

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