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ゴールド、ウォラーFRB理事の利上げ慎重発言で4500ドル付近を維持

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Sep 4, 20261 min read
ゴールド、ウォラーFRB理事の利上げ慎重発言で4500ドル付近を維持

Summary

米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事がインフレ鈍化を条件に利上げの一時停止を示唆したことを受け、金価格は1オンス4,500ドル近辺で堅調に推移している。ドル安と米国債利回りの低下が、非金利資産である金の魅力を高めた。

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金価格は、米連邦準備制度理事会(FRB)のクリストファー・ウォラー理事が9月の利上げに慎重な姿勢を示したことを受け、1オンス4,500ドル近辺での高値を維持している。この発言は利上げ期待を後退させ、ドルと米国債利回りを押し下げ、金相場を支援した。

ウォラー理事の発言が市場心理を好転

ウォラー理事は、今後発表される経済データでインフレの継続的な鈍化が確認されれば、9月15~16日に開催される連邦公開市場委員会(FOMC)で金利据え置きを支持する可能性があると述べた。同理事は特に8月のインフレデータを重視する考えを示している。

この発言を受け、市場の利上げ観測は急速に後退した。Investing.comによると、今週初めには約70%だった9月利上げの確率は、ほぼ五分五分まで低下した。金利の低下は、利息を生まない金(ゴールド)を保有する機会費用を減少させるため、金価格にとって追い風となる。

ドル安・金利低下が追い風

ウォラー理事の発言を受けてドルが下落し、金価格を押し上げた。ドル安は、他通貨の保有者にとってドル建てで取引される金の割安感につながる。ドル相場は、日本当局による為替介入への警戒感から円が対ドルで急伸したことも重しとなった。

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東部時間午後9時3分(日本時間午前10時3分)時点で、金現物価格(XAU/USD)は0.1%高の1オンス4,479.58ドルで取引された。一方、金先物(GC)は0.3%安の4,525.49ドルだった。

雇用統計とインフレ指標が焦点に

市場の次の焦点は、金曜日に発表される米国の非農業部門雇用者数報告と、来週のインフレ統計に移る。これらのデータは、FRBの次の一手を占う上で重要な判断材料となる。

IGのシニアマーケットアナリスト、トニー・シカモア氏は、金価格が先週、短期的なテクニカル上のダメージとなる200日移動平均線(約4,526ドル)を割り込んだものの、6月下旬の安値である3,942ドルを上回っている限り、中期的な底堅さは維持されるとの見方を示した。

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