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「NZドルは押し目買い」― UBS、準備銀行のタカ派姿勢を評価

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スイスの金融大手UBSグローバル・ウェルス・マネジメント(GWM)は、ニュージーランド準備銀行(RBNZ)による利上げとタカ派的な政策見通しを受け、ニュージーランド・ドル(NZD)に対して強気の見方を示した。同行は、NZドルを高利回りを背景とした「押し目買い」の対象として推奨している。
RBNZ、予想を上回るタカ派姿勢
RBNZは政策金利であるオフィシャル・キャッシュ・レート(OCR)を25ベーシスポイント引き上げ、5.75%とすることを決定した。市場の予想通りの利上げ幅ではあったものの、同時に公表された声明や経済見通しは予想以上にタカ派的な内容となった。
同行は、インフレ抑制のためには金利をより長期間にわたり高水準で維持する必要がある可能性を示唆。政策金利のピーク予測を従来の5.6%から、今年第4四半期に5.8%へと引き上げた。さらに、利下げ開始時期の見通しを2025年第3四半期まで先送りしており、当面は引き締め的な金融環境が続くことを示している。
UBSの分析と投資戦略
UBS GWMは、このRBNZの決定がNZドルにとって追い風になると分析。高金利通貨としての魅力が増し、特にキャリートレードの対象として有望視している。
Ad同行は投資家に対し、NZドルを「押し目買い」する戦略を推奨しており、主なポイントは以下の通りである。
- 推奨ペア: 特に対ユーロ(EUR)および対スイス・フラン(CHF)でのNZドル買いが有利との見解。
- 価格予測: 年末までのNZドル/米ドル相場の見通しについては、0.63に達すると予測している。
市場への影響
RBNZの発表後、外国為替市場ではNZドルが主要通貨に対して上昇した。今回のRBNZの決定は、他の主要中央銀行が利下げサイクルを視野に入れ始める中、ニュージーランドの金融政策の独自性を際立たせた。投資家にとって、NZドルの金利差を活かした投資機会が当面維持される可能性が高いことを意味する。