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GM株が下落、好決算も純利益の大幅減やEV不振を嫌気

Summary
ゼネラル・モーターズ(GM)の株価が、第2四半期の好決算発表後にもかかわらず下落。GAAP純利益の31%減やEV販売の急減が、上方修正された業績見通しの好材料を打ち消した。
ゼネラル・モーターズ(GM)が発表した2026年第2四半期決算は、調整後利益と売上高が市場予想を上回ったものの、同社の株価は時間外取引で下落しました。GAAP(一般会計原則)に基づく純利益の大幅な減少やEV(電気自動車)販売の不振が、通期見通しの上方修正という好材料を打ち消した形です。
第2四半期決算の概要
同社が発表した決算では、調整後の業績は堅調でした。しかし、市場の注目は調整後の数字の裏に隠れた課題に集まりました。
- 調整後EPS(一株当たり利益): 3.57ドル(アナリスト予想コンセンサスの約3.18ドルを上回る)
- 売上高: 480億ドル(予想の約469.9億ドルを上回る)。前年同期比で約1.9%増。
併せて、GMは2026年通期の業績見通しを上方修正しました。調整後EBIT(金利・税金控除前利益)の見通しを140億~160億ドルのレンジに、調整後EPSの見通しを12.00~14.00ドルにそれぞれ引き上げています。
市場が懸念する要因
Ad見かけ上の好決算にもかかわらず株価が下落した背景には、いくつかの懸念材料があります。最も大きな要因は、GAAPに基づく純利益が前年同期の約19億ドルから31%減の13億ドルに落ち込んだことです。この大幅な減益が、調整後利益の好調さを相殺しました。
さらに、同四半期のEV販売台数が大幅に減少し、一部の主要モデルでは60%以上の落ち込みを記録しました。米国内の総販売台数も前年同期比で4.2%減の約71万5,000台となり、事業の勢いに対する懸念が浮上しています。
株価への影響と背景
GM株の下落は、S&P 500などの主要株価指数が上昇する中で起きており、マクロ経済の圧力ではなく、同社固有の問題への反応であることを示唆しています。過去12ヶ月で株価が55%上昇していたことから、市場の期待値がもともと高かったことも、今回の売り圧力につながった可能性があります。
今回の決算は、調整後の業績が好調でガイダンスが引き上げられても、根底にある収益性の悪化やEV事業の課題が明らかになれば、投資家を失望させる可能性があることを示しています。