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英FTSE100、ハイテク株売り一巡で反発 バークレイズは好決算で上昇

Summary
ロンドン株式市場のFTSE100指数は、中国の半導体国産化進展の報を受けたハイテク株売りが一巡し、反発に転じた。バークレイズやユニリーバなど好決算を発表した個別銘柄が相場を支えた。
ロンドン株式市場の主要株価指数FTSE100は、序盤のハイテク株主導の下げから回復し、プラス圏に浮上した。中国が半導体製造装置の国産化で大きく前進したとの報道が世界のハイテク株の重しとなったが、売りが一巡した後は買い戻しの動きが優勢となった。
ハイテク株売りと欧州市場の動向
火曜日の取引序盤、世界の株式市場は中国の半導体技術の進展を巡る報道に揺れた。このニュースは、米国市場の取引開始前にエヌビディア(Nvidia)やAMDの株価を下落させ、アジア市場でも日本の日経平均株価や韓国の総合株価指数(KOSPI)が大きく下げる要因となった。
しかし、売り圧力は次第に和らぎ、欧州市場は反発した。グリニッジ標準時(GMT)午前7時40分(日本時間午後4時40分)時点で、英FTSE100指数は0.22%高となった。他の欧州主要市場でも、ドイツのDAX指数が0.29%高、フランスのCAC40指数が0.42%高と、いずれも堅調に推移している。
好決算銘柄が相場を牽引
指数を支えたのは、好調な企業決算を発表した個別銘柄だった。主な動きは以下の通り。
Ad- バークレイズ(Barclays): 上半期の利益が市場予想を上回り、17%の増益を達成。2026年の収益見通しを引き上げるとともに、予想を上回る10億ポンドの自社株買いを発表した。
- ユニリーバ(Unilever): 第2四半期の売上高が、販売量と価格設定の両面で予想を上回った。同社は2026年の実質売上高成長率見通しを上方修正した。
- SSPグループ(SSP Group): 第3四半期の堅調な売上を報告し、通期見通しを維持した。
一方で、通信大手BTグループは、規制当局Ofcomが同社のブロードバンド割引提供について競争を阻害する可能性があるとの見解を示したことで、株価の重しとなった。
地政学リスクと商品市況
市場は中東情勢も注視している。イエメンのフーシ派武装勢力がサウジアラビアの石油関連インフラに対してドローン攻撃を行ったと主張した。このニュースにもかかわらず、原油価格は下落。ブレント原油先物は1.5%安の1バレル84.59ドル、WTI原油先物は1.4%安の81.40ドルで取引された。安全資産とされる金も売られ、金先物は0.64%安の1トロイオンス4,050.70ドルとなった。