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フォックスコン、スペースXから520億ドル規模のAIサーバー受注か=台湾紙報道

Summary
台湾の経済日報は、鴻海精密工業(フォックスコン)がスペースXから初となるAIサーバーの製造契約を確保したと報じた。契約規模は推定520億ドルに上る可能性がある。
鴻海精密工業(フォックスコン)が、イーロン・マスク氏率いる宇宙開発企業スペースXから初となる人工知能(AI)サーバーの製造契約を獲得したと、台湾の経済日報が報じた。同紙の試算によると、契約規模は約520億ドルに上る可能性がある。
報道の詳細
経済日報によると、スペースXはNvidia製の最新チップ「GB300」を搭載したAIサーバーラックを13,000台以上導入する計画だという。1ラックあたりのコストを約400万ドルと見積もった場合、契約総額は520億ドル規模に達する計算となる。
フォックスコンにとって、これはマスク氏の企業から受注する初のAIサーバー製造案件となる。製品の納入は2026年後半から2027年第1四半期にかけて行われる見込みだと同紙は伝えている。
市場への影響と背景
Ad今回の受注は、AIサーバー市場の勢力図に変化をもたらす可能性がある。これまでスペースXへのAIサーバー供給は、デル・テクノロジーズやスーパー・マイクロ・コンピューターが主導してきたとみられていた。この契約により、フォックスコンは北米の主要なクラウドおよびAIインフラ顧客をほぼ網羅することになる。
フォックスコンは個別の顧客との契約についてはコメントを控えているが、AIサーバー事業の需要は引き続き旺盛であるとの認識を示している。同社の劉揚偉(リュウ・ヤンウェイ)董事長は以前、今年のAIサーバー世界市場で40%以上のシェアを獲得し、AIラックの出荷台数は倍増するとの見通しを明らかにしていた。
スペースXのAIインフラ強化
この大規模なサーバー導入計画は、スペースXが自社のクラウドコンピューティングサービスなどを支えるため、AIコンピューティングインフラを急速に拡大していることの表れだ。同紙は、スペースXが最近、AI企業のアンソロピックやグーグルとの提携に合意したほか、米国国防総省とのAI関連プロジェクトも推進していると報じている。