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フリートパートナーズ株が最高値、オリックス・住友商事ら買収合戦激化で

オーストラリアの車両リース大手フリートパートナーズ(ASX: FPR)の株価が、買収提案を巡る入札合戦の激化を受け、月曜日に過去最高値を記録した。同社を巡っては、日本のオリックスや住友商事が率いる企業連合を含む3陣営が買収提案額を相次いで引き上げている。
買収提案の経緯
フリートパートナーズが発表したところによると、同社は3つの陣営から修正提案を受領した。
- オリックスと住友商事が率いる企業連合は、それぞれ1株あたり4.65豪ドルの買収案を提示した。
- SGフリートは、1株あたり4.55豪ドルに提案額を引き上げた。
4.65豪ドルの提案は、フリートパートナーズの企業価値を約9億8210万豪ドル(約7億220万米ドル)と評価するものとなる。同社は3陣営すべてに対し、さらなるデューデリジェンス(資産査定)の機会を与えたが、提案には依然として条件が付されており、拘束力のある合意には至っていない。一方、これまで入札に参加していたカナダのエレメント・フリート・マネジメントは、新たな修正提案を行わず、買収プロセスから撤退した。
Ad市場の反応と株価動向
このニュースを受け、月曜日のフリートパートナーズの株価は前日比12.35%高の4.64豪ドルまで急騰し、過去最高値を更新した。これは同日のS&P/ASX 200指数が0.05%高とほぼ横ばいであったことと比べ、突出した動きとなっている。同社の株価は、買収合戦が始まる直前の7月31日の終値2.83豪ドルから約64%上昇しており、現在の株価は最高提案額である4.65豪ドルに迫る水準で推移している。
買収の背景
この買収合戦は8月上旬、SGフリートが1株3.60豪ドルを提示したことから始まった。その後、複数の企業が参入し、提案額の引き上げが繰り返されてきた。ロイター通信によると、フリートパートナーズの戦略的魅力の背景には、同社の「ノベーテッド・リース」事業がある。この事業は2025年度の営業利益の約5分の1を占め、対象となる電気自動車(EV)への優遇措置の恩恵を受けている。同事業の2025年度EBITDAは前年比28%増の2580万豪ドルに達しており、同社の成長見通しが買収の魅力を高めている。