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フェレクスポ株が急騰、筆頭株主からの融資で事業回復期待高まる

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鉄鉱石ペレット生産大手フェレクスポ(Ferrexpo)の株価が8日の取引で7.0%高の31.24ペンスへと急騰した。同社が発表した筆頭株主からの新たな融資契約が、事業および財務の回復に向けた取り組みを後押しするとの期待から買いが集まった。
筆頭株主からの資金調達
フェレクスポは8日朝、筆頭株主であるFevamotinico S.à r.l.との間で1500万ドルの無担保融資契約を締結したと発表した。これは、9月4日に公表された約1億ドルの株式資金調達計画の一環として、Fevamotinicoが引き受ける約4000万ドル分の一部を前払いする形となる。
この融資は、当面の運転資金需要を支え、週末に再開されたウクライナの施設におけるペレット化事業を支援するために充当される。議決権の49.27%を保有する筆頭株主によるこの動きは、同社の再建計画に対する強い信任投票と市場に受け止められている。
相次ぐ好材料と市場の反応
Ad今回の株価上昇は、前日からの好材料の流れを引き継ぐものだ。7日には、英金融行動監視機構(FCA)が、2026年5月1日から続いていた同社株の取引停止を解除し、公式リストへの掲載を正式に再開。同時に、ウクライナの施設でペレット生産ライン1基が稼働を再開したことも確認されていた。
一連の出来事は、市場心理を大きく転換させた。
- 監査の完了
- 約1億ドルの資金調達計画の発表
- 上場の再開
- 生産の一部再開
- 筆頭株主による流動性供給
これらの進展により、投資家の見方は同社の存続に対する懸念から、事業回復への慎重ながらも楽観的なものへと急速にシフトしている。米国や英国の株式市場が軟調に推移する中、この日の上昇は完全に同社固有の材料によるものだ。ただし、現在の株価は依然として52週高値の87.1ペンスを大きく下回っている。