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シティズンズ、運輸セクターのカバレッジ開始 フェデックスを大型株のトップピックに

Summary
シティズンズが運輸・物流セクター22銘柄のカバレッジを開始した。長期にわたる貨物市場の低迷からの回復を見込み、フェデックスなどを大型株のトップピックとして推奨している。
米金融大手シティズンズは、運輸・物流・サービスセクターのカバレッジを開始し、フェデックス(FDX)を大型株におけるトップピックの一つに挙げた。同行は、同セクターが長期にわたる貨物市場の低迷から脱し、新たな上昇サイクルに入るとの見方を示している。
カバレッジ開始と主な推奨銘柄
アナリストのジェフ・カウフマン氏が執筆したレポートによると、シティズンズは合計22銘柄を対象とし、大半に「マーケット・アウトパフォーム」または「マーケット・パフォーム」の投資判断を付与した。現時点で「マーケット・アンダーパフォーム」と評価された銘柄はないという。
- 大型株のトップピック: フェデックス(FDX)、FTAIアビエーション(FTAI)、ユニオン・パシフィック(UNP)、C.H.ロビンソン(CHRW)
- 中・小型株のトップピック: GXOロジスティクス(GXO)、U-Haulの親会社UHAL(UHALb)、ナイト・スイフト(KNX)、ウォバッシュ・ナショナル(WNC)、コベナント・ロジスティクス(CVLG)
シティズンズは推奨の理由として、「2027年後半にかけて同セクターの利益回復とモメンタムが加速する」との予測を挙げている。
強気見通しの背景
Adシティズンズは、景気回復の初期段階は歴史的に運輸関連株を保有するのに最適な時期の一つだと指摘。「歴史は繰り返さないが、韻を踏む」との見方を示し、現在の市場環境が投資機会を提供していると分析した。
同行は、米国の実質GDP成長率を2026年に2.3%、2027年に2.1%と予測。これは鉄道貨物にとっては1桁台前半、トラック輸送にとっては1桁台前半から半ばの成長を意味するとしている。また、38ヶ月連続でマイナス圏にあった購買担当者景気指数(PMI)が今年に入り6回プラスに転じたことも、好材料として挙げられた。
市場への示唆
同行の分析によると、カバレッジ対象の銘柄群は2026年の年初来で平均33.8%のリターンを上げており、ラッセル2000種指数の20.0%、S&P500種指数の10.7%を大幅に上回っている。
現在の貨物サイクルは「最も長期にわたる貨物市場の低迷の一つ」であったが、逼迫したトラック輸送能力と、補充が必要な低水準の在庫に支えられ、業界は新たな上昇サイクルに突入しつつあるとシティズンズは結論付けている。このマクロ環境が、運輸セクターの株価をさらに押し上げる可能性がある。