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エボミューン株が急落、アトピー性皮膚炎治療薬の第2b相試験が失敗

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Sep 9, 20261 min read
エボミューン株が急落、アトピー性皮膚炎治療薬の第2b相試験が失敗
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臨床段階のバイオテクノロジー企業である米エボミューン(Evommune)の株価は、主力開発品の一つが臨床試験で再び期待外れの結果に終わったことを受け、時間外取引で急落した。同社は火曜日の市場取引終了後、アトピー性皮膚炎治療薬候補「EVO756」の第2b相臨床試験が主要評価項目を達成できなかったと発表し、株価は一時16.4%安の10.93ドルまで値を下げた。

試験失敗の詳細

今回結果が報告されたのは、中等症から重症の成人アトピー性皮膚炎患者121人を対象とした、12週間の無作為化二重盲検プラセボ対照第2b相試験。発表によると、経口MRGPRX2アンタゴニストであるEVO756は、いずれの投与量においても主要評価項目および副次評価項目のいずれも達成できなかった。

この結果を受け、エボミューンはEVO756のアトピー性皮膚炎を対象とした開発を中止する方針を明らかにした。ただし、片頭痛予防を対象とした同薬の第2b相開発は継続するとしている。

相次ぐ開発頓挫とパイプラインへの影響

今回の試験失敗が投資家心理に与える影響は大きい。EVO756が第2b相試験で失敗するのは2026年に入ってから2度目となるためだ。同薬は今年初めにも、慢性特発性蕁麻疹(CSU)を対象とした試験で主要評価項目を達成できず、同プログラムは完全に中止されている。

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アトピー性皮膚炎プログラムも中止されたことで、同社のパイプラインにおける短期的な価値は、残された開発候補への依存度を高めることになる。具体的には、アトピー性皮膚炎および潰瘍性大腸炎を対象に第2b相開発が進む「EVO301」と、今回継続が発表されたEVO756の片頭痛予防研究が今後の焦点となる。

市場の反応と背景

エボミューン株の売り圧力は、軟調な市場全体地合いによって増幅された。当日の米株式市場は、米・イラン間の緊張を背景とした原油価格の上昇や、週後半に発表される主要なインフレ指標(CPI、PPI)への警戒感から、主要3指数がそろって下落基調にあった。

個別の悪材料とリスクオフの市場環境が重なり、同社株は52週安値(10.47ドル)に迫る水準まで売り込まれた。アナリストの評価は分かれており、Evercore ISIは「買い」のレーティングを維持したが、全体的な見方は二分している状況だ。

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