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欧州株、ハイテク株の反発で上昇 中東情勢も注視

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9日の欧州株式市場は、ハイテク株が買い戻されたことや、中東の地政学的リスクに対する懸念がやや後退したことを受けて上昇した。汎欧州株価指数のSTOXX 600は0.4%高で取引された。
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9日の欧州株式市場は、ハイテク株主導で反発し、不安定な値動きの中で上昇した。ドナルド・トランプ米大統領がイランは「取引を望んでいる」と発言したことを受け、中東情勢を巡る投資家の懸念がやや後退したことも相場を支えた。
ロイター通信によると、GMT午前7時10分(日本時間午後4時10分)時点で、汎欧州株価指数のSTOXX 600は0.4%高の638.66で推移した。
ハイテク株が反発、相場を牽引
この日の上昇を主導したのはテクノロジーセクターで、セクター別指数は1.6%高となった。同セクターは6月に2001年以来最高の四半期パフォーマンスを記録した後、7月に入ってからは軟調な展開が続いていたが、この日は買い戻しが優勢となった。
- 半導体関連株が軒並み上昇し、シルトロニックが7.4%高、ソイテックが5.5%高、ASMLが2.5%高となった。
- 中国が国内のAI企業に対し、NVIDIAのH200チップへの限定的なアクセスを許可する可能性があるとの報道も、AIインフラ需要への期待を高め、センチメントを改善させた。
中東情勢への懸念が後退
Ad前日、米国によるイランへの新たな攻撃を受け、STOXX 600指数は3月以来最大の日中下落率を記録していた。しかし、トランプ大統領の発言を受けて中東の紛争激化への懸念が和らぎ、エネルギー資源に乏しい欧州にとって重要な原油価格は小幅に下落した。
また、スペインの株式市場は0.9%高と、他地域をアウトパフォームした。これは、トランプ大統領が同国のNATOへの貢献を巡る発言でスペインを「非常に寛大だ」と評価したことを受け、前日の3週間ぶりの安値から反発した形だ。
個別銘柄の動向
一方で、製薬大手のアストラゼネカは8%安と急落した。同社が米アイオニスと共同開発した神経疾患治療薬「Wainua」の後期臨床試験において、心血管死や心臓疾患の再発を減少させるという主要目標を達成できなかったことが嫌気された。