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欧州株は横ばい、ハイテク株安を好決算が相殺

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28日の欧州株式市場は小動き。中国の半導体技術国産化を巡る報道がハイテク株の重しとなった一方、高級ブランドや消費財企業の好決算が相場を支えた。
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28日の欧州株式市場は、ハイテク株への売り圧力と、好調な企業決算が買いを誘う展開が交錯し、ほぼ横ばいとなった。汎欧州株価指数のSTOXX 600は、グリニッジ標準時午前7時03分時点で645.32ポイントと、前日終値近辺で推移している。
ハイテク株に売り、中国の国産化報道が重し
この日、相場の重しとなったのはハイテク株セクターで、0.8%下落した。前日の約2%の下落に続く動きとなった。背景には、中国が半導体製造に不可欠な液浸深紫外線(DUV)リソグラフィ装置の国産化を開始したと、米メディア「The Information」が報じたことがある。
この技術は長年、オランダのASMLが市場を独占してきた。報道を受け、前日の米国市場やアジア市場で半導体関連株が軒並み下落しており、欧州市場でもASMLの株価は序盤の取引で2%安となった。
好決算が相場を支える
Ad一方で、好調な企業決算が相場の下支え役となった。特に個人・家庭用品セクターは1.8%上昇した。
- ユニリーバ(Unilever): 販売量と価格の両方が伸び、第2四半期の売上高が市場予想を上回ったことを受け、株価は5.3%急伸した。
- LVMH: 米国での底堅い需要に支えられ、第2四半期の売上高が3%増加したと発表。株価は2.5%上昇した。
- メルセデス・ベンツ(Mercedes-Benz): 第2四半期の営業利益が22%増加したと報告し、株価は3.3%高となった。ただし、同社は中核の乗用車事業における弱さも警告している。
市場の注目点
投資家は今週発表される米ハイテク大手の決算に注目している。人工知能(AI)ブームが牽引してきた相場の持続性を見極める材料となる。また、市場は29日に予定されている米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策決定も注視している。