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ユーロネクスト小麦、黒海情勢の緊迫化が需要低迷を相殺し上昇

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ユーロネクストの小麦先物価格は火曜日に上昇した。黒海地域における輸出障害への懸念が、輸入需要の低迷を相殺する形となった。
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ユーロネクストの小麦先物価格は火曜日に上昇して引けた。ロシアとウクライナ間の港湾攻撃による黒海からの輸出障害が、低調な需要を上回り、相場を押し上げた。
黒海情勢の緊迫化が供給を圧迫
指標となるユーロネクストの12月限小麦先物は、前日比0.6%高の1トン当たり235.75ユーロで取引を終えた。市場では、ロシアとウクライナが互いの港湾施設を攻撃し合っていることで、同地域からの穀物出荷が減少するとの懸念が強まっている。
火曜日には、ロシアの港湾近くで複数の穀物運搬船が攻撃を受けたとの未確認情報が流れ、黒海の貿易障害に対する市場の注目が維持された。しかし、価格は金曜日に付けた2週間ぶりの高値には届かず、上値は限定的だった。
輸出不振が上値を抑制
Ad一方で、需要の弱さが相場の上値を抑える要因となっている。黒海地域の供給不安にもかかわらず、輸入業者がロシア産やウクライナ産の代替として西欧産小麦の購入を活発化させている兆候は乏しい。
欧州連合(EU)の週間データによると、7月1日に始まった2026/27年度のEU産軟質小麦の輸出量は、これまでに148万トンにとどまり、前年同期比で49%減少している。
テクニカルな動きも
この日の取引では、テクニカルな要因も影響した。月曜日に9月限のオプション権利行使期限が切れたことを受け、市場参加者が同限月からポジションを解消する動きが見られた。これにより、9月限は0.9%安の223.25ユーロで引けている。