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ユーロフィン株が急落、オーガニック成長率の未達を嫌気

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臨床検査サービス大手のユーロフィン・サイエンティフィックの株価が23日、6.0%安の66.35ユーロへと急落した。同日発表した2026年上半期決算において、オーガニック成長率が市場予想に届かなかったことが嫌気された。
予想を下回るオーガニック成長率
2026年上半期の決算では、主要な成長指標であるオーガニック売上高成長率が2.7%にとどまり、アナリストのコンセンサス予想であった約4.2%を大きく下回った。第2四半期単独でも約3%の成長となり、こちらも市場の期待には届かなかった。
一方で、上半期の総売上高は約37億ユーロと、ほぼコンセンサス通りに着地した。しかし、投資家は事業の根本的な勢いを示すオーガニック成長率の鈍化を重く見た形だ。
バイオ医薬品事業の失速が懸念材料
特に市場の失望を誘ったのは、同社の高成長事業の一つであるバイオ医薬品検査部門の失速だ。同部門のオーガニック成長率は、第1四半期の1.1%増から一転し、第2四半期には1.1%の減少に陥った。
Ad成長エンジンと見なされていた事業セグメントでの逆回転は、トップラインの成長に対する懸念を増幅させる結果となった。
利益率は改善も、売り圧力は止まらず
決算には好材料もあった。上半期の調整後EBITDA(利払い・税引き・償却前利益)は前年同期比で8%増加し、利益率は22.4%から23.7%へと改善した。また、会社側は通期の業績見通し(1桁台半ばのオーガニック成長と継続的な利益率改善)を据え置いている。
しかし、オーガニック成長、特にバイオ医薬品部門の弱さに対する懸念がこれらの好材料を打ち消した。世界的な株式市場の慎重な地合いも相まって、同社株には強い売り圧力がかかった。