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EQT、英保険仲介マギル社を20億ドルで買収へ ウォーバーグ・ピンカスから

スウェーデンの大手投資会社EQT ABは、米国のプライベート・エクイティ・ファームであるウォーバーグ・ピンカスから、英国の保険ブローカー、マギル・アンド・パートナーズの過半数株式を20億ドルで取得することに合意した。EQTは本買収により、マギル社のグローバルな事業拡大を支援する方針だ。
買収の概要
本契約に基づき、ウォーバーグ・ピンカスは保有するマギル社の全株式をEQTの旗艦ファンド「EQT X」に売却する。マギル社の創業者、経営陣、および従業員はEQTと共に再投資を行い、取引後も重要な株主として経営に関与を続ける。
経営体制については、創業者兼最高経営責任者(CEO)のスティーブ・マギル氏が引き続き同社を率い、ジョン・ロイド会長も積極的に関与を継続することが確認されている。
マギル社の成長性とEQTの戦略
マギル社は2019年5月にウォーバーグ・ピンカスの支援を受けて設立された。以来、急速な成長を遂げ、現在では年間収益が2億5000万ドルを超え、7カ国で600人以上の従業員を擁し、1000社以上の保険・再保険クライアントにサービスを提供している。
EQTは買収後、以下の分野に投資し、マギル社の有機的成長を推進する計画だ。
Ad- 主要市場での優秀な人材採用
- テクノロジーおよびデータ分析能力のさらなる開発
- デジタルソリューションの拡充
マギル社は、構造化データとシステム統合のために設計された統一技術基盤を運用しており、これが高度なデータ分析や人工知能(AI)の活用を可能にしている。
取引完了の時期と背景
本取引は、慣習的な諸条件を満たし、規制当局の承認を得た上で、2027年上半期に完了する見込み。この買収により、EQT Xファンドの投資比率は85~90%に達すると予想されており、同ファンドの投資活動が最終段階に入ったことを示唆している。
本件において、マギル社側はエバーコア、ペレラ・ワインバーグ、フレッシュフィールズ、ユニティ・アドバイザリーが、EQT側はアルデア・パートナーズとクリフォード・チャンスがそれぞれアドバイザーを務めた。