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新興国通貨指数が過去最高値、ドル安進行で8週続伸

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金曜日、MSCI新興国通貨指数が0.3%上昇し、再び過去最高値を更新した。米ドルが数ヶ月ぶりの安値圏で推移する中、同指数は8週連続の上瞻となる見込みで、新興国資産への選好が強まっている。
ドル安が追い風、新興国通貨は最高値圏に
今週の新興国通貨高の主な要因は、広範なドル安である。市場では、米国の債務規模の拡大と政策の不確実性がドルの購買力を損なうとの懸念が広がり、ドルへの下押し圧力となった。
米財務省が水曜日に市場介入を行ったものの、米国債利回りの上昇圧力は根強く、ドル安の流れを止めるには至っていない。このドル安が、新興国の通貨や株式といったリスク選好度の高い資産を強力に下支えしている。
アジア・欧州市場の動向
アジア通貨は軒並み堅調に推移した。
Ad- 韓国ウォンは0.9%上昇して11ヶ月ぶりの高値を付け、週間では2%以上の上昇となる見通し。
- 台湾ドルも0.7%高となった。
- 人民元は3年半ぶりの高値圏で推移。中国の廖岷(りょう・みん)財政次官は、景気減速に対応するため追加の財政措置を打ち出す方針を示した。
欧州やその他新興国でも通貨高が見られた。トルコでは、8月の製造業景況感指数が楽観的な見方を示す100を上回る102.8となったことを受け、トルコリラは2.1%と大幅に上昇した。
市場への示唆
新興国資産への資金流入は通貨にとどまらない。MSCI新興国株式指数も1.3%上昇し、2週続伸となる見通しだ。米国の財政状況への懸念を背景としたドル安が、新興国資産への投資妙味を高める構図が鮮明となっている。
投資家は今後も、米国の債務問題や金融政策の動向、そして中東の地政学的リスクに起因するインフレ圧力などを注視する必要があるだろう。