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ドル、米雇用統計の軟化で13カ月ぶり高値から下落 ユーロは週間で上昇へ

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予想を下回る米雇用統計を受け、米連邦準備制度理事会(FRB)による追加利上げ観測が後退し、ドルは13カ月ぶりの高値から下落した。これを受け、ユーロは週間での上昇を見込んでいる。
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金曜日の外国為替市場で、ドルが約13カ月ぶりの高値圏から下落した。予想より軟調な米国の雇用統計が発表され、米連邦準備制度理事会(FRB)による追加利上げへの期待が後退したことが背景にある。この日は米国の祝日で市場参加者が少なく、商いは薄かった。
ドル安は他の主要通貨にとって追い風となった。ユーロと英ポンドはともに上昇し、特にユーロは週間ベースでの上昇を記録する見込みだ。ドル安はアジア通貨にも波及し、地域のリスク選好度を測る指標とされる豪ドルも上昇した。
雇用統計の発表前、市場では9月の利上げの可能性が有力視されていたが、このデータを受けて利上げ観測は大きく後退した。しかし、FRBのウォーシュ新議長は今週、2%のインフレ目標達成への強いコミットメントを改めて表明しており、これがドルの下値を支えているとの見方もある。
Ad一方、日本円は対ドルで1ドル=161円台前半で安定した動きを見せた。今週、約40年ぶりの安値を更新した後、日本政府・日銀による円安進行を牽制する発言が相次ぎ、為替介入への警戒感が高まっている。市場では、過去に米国の祝日に介入が実施された例があることから、動向が注視されている。
アナリストは、介入は一時的に円相場を押し上げる可能性があるものの、日米の金利差といった根本的な経済要因に変化がなければ、持続的な円高トレンドへの転換は難しいと指摘している。