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デッカーズ株が上昇、ジェフリーズが投資判断と目標株価を大幅引き上げ

フットウェア大手のデッカーズ・アウトドア(DECK)の株価が時間外取引で1.0%上昇し、107.05ドルを付けた。大手証券会社ジェフリーズが同社の投資判断を引き上げ、目標株価を大幅に増額したことが市場で好感された。
ジェフリーズ、投資判断を「買い」に格上げ
ジェフリーズは、デッカーズの投資判断を従来の「ホールド」から「買い」に引き上げ、12ヶ月目標株価を110ドルから130ドルへと大幅に上方修正した。この動きは、同社のブランドポートフォリオが持つ収益力への新たな確信を示すものと見られている。
今回の格上げの根拠として、ジェフリーズはデッカーズが提示した中期的な事業ガイダンスを挙げている。主な内容は以下の通り。
- 売上高成長率: 1桁台後半の成長を見込む
- 営業利益率: 20%台前半で安定的に推移
- EPS(1株当たり利益)成長率: 自社株買いに支えられ、2桁台前半の成長を予測
良好な市場環境も追い風に
Adこの投資判断の引き上げは、デッカーズの株価が52週高値の126.50ドルから大きく下落し、バリュエーション(株価評価)の観点から魅力が増していたタイミングで行われた。アナリストがリスク・リワードを再評価する上で、より説得力のある状況となっていた。
また、市場全体が消費者裁量セクターへの資金循環に関心を示す中、他のフットウェア関連銘柄も堅調に推移した。さらに、米国の6月消費者物価指数(CPI)の発表を控え、インフレ鈍化への期待からS&P 500先物が約0.4%上昇するなど、マクロ経済環境も株価を支える要因となった。
企業ファンダメンタルズへの信頼
ジェフリーズが示した利益率への自信は、デッカーズ自身の強固なファンダメンタルズによっても裏付けられている。同社は直近の会計年度で過去最高の売上高と利益を達成した。
さらに、自社株買いの承認枠を大幅に拡大し、人気ブランド「HOKA」の海外店舗展開を継続する計画を打ち出しており、これらが利益見通しの信頼性を高めている。今回の株価上昇は、アナリストによる高評価を直接的なきっかけとし、良好な市場心理がその動きを後押しした形と言える。