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ダッソー・アビエーション株が急騰、上半期の大幅増益を好感

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フランスの航空宇宙・防衛大手ダッソー・アビエーション(Dassault Aviation)の株価が23日のパリ市場で急騰した。22日の取引終了後に発表された2026年上半期決算において、売上高と利益が大幅に増加したことが好感された。
営業利益83%増の好決算
7月22日に発表された2026年上半期決算によると、同社の業績は力強い伸びを示した。
- 純売上高: 約42億ユーロ(前年同期比約46%増)
- 調整後営業利益: 3億3000万ユーロ(同83%増)
- 営業利益率: 7.9%(前年同期の6.3%から改善)
この好決算を受け、市場が反応した23日の取引で同社株は一時8.1%上昇し、311.20ユーロを付けた。
主力部門の堅調な納入と大型契約への期待
Ad業績を牽引したのは、主力製品の順調な納入実績だ。上半期に「ラファール」戦闘機を12機、「ファルコン」ビジネスジェットを13機納入した。
エリック・トラピエCEOは、インドによるラファール戦闘機140機の取得決定を当期間の重要な出来事として挙げ、契約締結に向けた交渉が進行中であると説明した。さらに、フランスとウクライナ間でラファール16機の取得可能性に関する合意がなされたことも、戦略的な追い風となっている。6月には新型ビジネスジェット「ファルコン10X」が初飛行に成功し、製品開発の進展も示した。
豊富な受注残が通期見通しを後押し
同社の受注残高は454億ユーロ(航空機291機相当)と高水準を維持しており、将来の収益基盤の安定性を示している。経営陣は、2026年通期の売上高目標である約85億ユーロを再確認した。
米国市場が下落し、欧州の同業他社の株価がまちまちな動きとなる中、ダッソー株の突出した上昇は、今回の決算発表が最大の買い材料であったことを示している。好調な業績、堅実な納入実績、そして大型輸出案件への期待感が合わさり、投資家による株価の再評価につながった。