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CPCブレンド原油、9月の輸出量は日量150万バレルに設定

Summary
カザフスタン産CPCブレンド原油の9月の輸出計画が日量150万バレルに設定された。油田のメンテナンスが背景にあるが、黒海情勢による不確実性も指摘されている。
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Background
カスピ海パイプラインコンソーシアム(CPC)から輸出されるCPCブレンド原油の9月の計画量が、日量150万バレルに設定されたことが、3人のトレーダーの話で明らかになった。これは、8月の実績見込みである日量150万~160万バレルと同水準か、わずかに下回る水準となる。
メンテナンス作業が背景
今回の輸出量の調整は、主要供給源の一つであるカラチャガナク油田でのメンテナンス作業が主な要因となっている。CPCパイプラインはカザフスタンの原油を、ロシアの黒海沿岸の港湾都市ノヴォロシースク近郊のターミナルまで輸送しており、世界の石油供給量の約2%を占める重要なルートである。
市場関係者は、計画通りに輸出が進むか注視している。トレーダーによると、悪天候や黒海地域で続くドローン攻撃などにより、実際の船積み量が影響を受ける可能性があるという。
Ad黒海情勢と輸送への影響
地政学的リスクの高まりは、黒海における原油輸送に大きな影響を与えている。ウクライナが黒海の港から出航する非ロシア船籍の船舶を攻撃しないと約束したことを受け、船主の間ではロシアのノヴォロシースク・シェスハリス・ターミナルよりも、CPCターミナルを好む傾向が強まっているとトレーダーは指摘する。
一方で、黒海における安全保障上の懸念は、同地域の石油輸送の運賃を過去に例のない水準まで押し上げている。こうしたリスクを背景に、多くの船主がロシアの黒海港からの石油積み込みを拒否する状況が続いている。