Story
BofA、コアウィーブの設備投資見通し引き上げ-株価は時間外で反発

Summary
BofA証券がAIクラウドインフラ企業コアウィーブの投資判断を「買い」で維持し、設備投資見通しを上方修正したことを受け、同社株は時間外取引で上昇した。アナリストは、短期的な利益率への懸念を上回る長期的な需要の強さを示唆している。
AIクラウドインフラを手掛けるコアウィーブ社の株価が、20日の時間外取引で2.3%上昇した。BofA証券が同社の投資判断「買い」と目標株価140ドルを維持するとともに、長期的な需要の強さを示す見方を示したことが好感された。
BofA証券の分析
BofA証券は、ハードウェア部品の構築やAIインフラ需要における市場力学の変化を理由に、コアウィーブの2026年度の設備投資(CAPEX)見通しを従来の290億ドルから340億ドルへと引き上げた。この設備投資拡大は、同社のGPUクラウドプラットフォームに対する旺盛な需要が続くと見込んでいることを示唆している。
一方で、BofAは2026年第2四半期の営業利益率を約2.4%と予測。これは市場コンセンサスの約2.8%を若干下回る水準だ。しかし、同行は年後半を通じて段階的な利益率の改善が進み、第4四半期にはより力強い状況で終えるとの見通しを示している。
Ad市場の反応と背景
このアナリストノートは、ここ数週間売りが続いていた同社株にとって、買い戻しのきっかけとなった。投資家は、短期的な利益率への懸念よりも、将来の利益率回復と長期的な成長見通しを重視している模様だ。8月満期のコールオプションの取引が活発化していることも、トレーダーが短期的な反発を期待していることを示している。
最近のAIインフラセクターは、メタ社によるクラウドサービス参入報道などの競争激化懸念や、コアウィーブが抱える多額の負債に起因する金利上昇への脆弱性といった逆風にさらされてきた。しかし、今回のBofAによる強気な見通しは、52週高値から大きく売られていた同社株に対する投資家心理を改善させる材料となった。