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コアウィーヴ株が上昇、Nvidiaの最新AIインフラ「Vera Rubin」を導入

AI(人工知能)に特化したクラウドプロバイダーのコアウィーヴ(NASDAQ: CRWV)は16日、Nvidiaの最新AIインフラである「Vera Rubin NVL72」クラスターを導入したと発表した。この発表を受け、同社株は水曜日の時間外取引で2.9%上昇した。
最新AIクラスターの導入
コアウィーヴによると、同社はAIクラウドプロバイダーとして初めてVera Rubin NVL72の検証と稼働に成功した。このシステムは、数百基のNvidia Rubin GPUを単一のスケールアウト・クラスターに統合し、特に「エージェント型AI」と呼ばれる高度なAIのワークロード向けに設計されている。
1つのNvidia Vera Rubin NVL72ラックは、72基のRubin GPUと36基のVera CPUを、Nvidia NVLink 6やConnectX-9 SuperNICsといった最新のコンポーネントと組み合わせた構成となっている。コアウィーヴは、Nvidia Spectrum-Xイーサネット・ネットワーキング技術を用いてこれらのラックを統合し、単一の大規模クラスターとして運用する。
ストレージ機能も強化
今回の発表には、同社のAIオブジェクトストレージにおける2つの新機能も含まれている。これにより、データ管理の効率性とコスト効率が向上する。
Ad- クロスリージョン書き込みアクセラレーション: データをローカルの低遅延で書き込みながら、バックグラウンドで遠隔地の別リージョンにデータを移行させる機能。
- アーカイブティア: データの取得、早期削除、読み取り料金が不要な、より低コストのストレージオプション。
同社によると、このAIオブジェクトストレージシステムは、従来のストレージと比較してレイテンシーを8分の1に削減し、GPUあたり最大7GB/sのスループットを実現するという。
市場への影響
最新鋭のNvidia製ハードウェアをいち早く導入したことは、コアウィーヴがAIインフラ市場における技術的優位性を確保する上で重要な意味を持つ。生成AIの進化に伴い、より大規模で複雑なモデルのトレーニングや推論に対するコンピューティング需要は高まり続けている。
今回の導入は、同社が最も要求の厳しいAI開発者のニーズに応える能力を持つことを示すものであり、投資家はこうした技術的な先行が今後の収益成長にどう結びつくかを注視している。