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CoinMarketCap、Pro APIを拡充し現実資産(RWA)のデータ提供を開始

暗号資産(仮想通貨)のデータプロバイダー大手であるCoinMarketCapは8月7日、同社の法人向けAPI「Pro API」を拡充し、現実資産(Real-World Asset、RWA)のデータを提供する新たなエンドポイント群を追加したと発表しました。これにより、開発者はトークン化された伝統的金融商品のデータを、単一のAPIを通じてプログラム的に取得できるようになります。
API拡充の概要
今回新たに追加されたのは、7つのRWA関連エンドポイントです。これにより、開発者は以下のようなトークン化された資産のデータにアクセスできます。
- 株式
- コモディティ
- 通貨
- 政府証券
- 上場投資信託(ETF)
- 不動産
これらのエンドポイントは、資産のメタデータ、集計された価格、時価総額、24時間取引量、さらには取引されている市場や発行体に関する情報まで、データライフサイクル全体をカバーします。主要なエンドポイントは、無料のベーシックプランから利用可能です。
市場への影響と背景
Adこの機能拡充は、暗号資産市場と伝統的金融市場の融合が進む中で、開発者にとって重要な意味を持ちます。これまで複数のデータソースを組み合わせる必要があったトークン化資産の情報を、単一のAPIで一元的に管理できるため、開発効率の大幅な向上が期待されます。
CoinMarketCapのRush最高経営責任者(CEO)は、「開発者が本格的な暗号資産製品を構築するために、十数のプロバイダーを組み合わせる必要はないはずです」と述べ、「トークン化された現実資産を既存のAPIに統合することで、開発者に信頼できる唯一の情報源を提供します」と強調しました。
同社は今回の発表に合わせ、SpaceX社の株式公開を例に挙げ、新しいAPIを使って同社のトークン化株式データを取得する方法を示す開発者向けガイドも公開しています。これは、伝統的金融の主要イベントとオンチェーンデータを一つのワークフローで結びつける具体例となります。
プラットフォームの信頼性
CoinMarketCapは最近、情報セキュリティ管理(ISO/IEC 27001)およびプライバシー情報管理(ISO/IEC 27701)に関する国際規格の認証を第三者機関BSIから取得しており、プラットフォームとAPI全体のセキュリティと信頼性を高めています。今回のRWAデータ統合は、同社が提供するスポット、デリバティブ、分散型取引所(DEX)のデータや、独自の市場インデックスを補完するものとなります。