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CoinMarketCap、Pro APIにAIによる分析機能を追加した新エンドポイントを発表

暗号資産(仮想通貨)データプロバイダー大手のCoinMarketCapは9月10日、同社の法人向け「Pro API」に、AIが生成したインサイトを提供する新たなエンドポイント群「CMC AI」を追加したと発表した。これにより、開発者は価格や取引高といった数値データに加え、その背景にある市場の文脈や解説を構造化データとして直接アプリケーションに組み込めるようになる。
AIによる分析レイヤーの提供
今回新たに追加されたエンドポイントは、従来の価格や時価総額などのデータに「解説レイヤー」を付加するものだ。CoinMarketCapのウェブサイト上で提供されているAIによる分析コンテンツが、JSON形式で利用可能になる。
提供される主なエンドポイントは以下の3種類:
- マーケットフィード: 市場で話題のテーマ、センチメント、モメンタム、主要ニュースなどを30分ごとに更新して提供。
- 個別暗号資産: 時価総額上位100銘柄を対象に、価格変動の理由、ロードマップの進捗、コードベースの変更点など、予め設定された質問への回答を返す。
- カバレッジマップ: 現在コンテンツが利用可能な資産の一覧を表示。
各回答は、短い要約とMarkdown形式の本文に分割され、参照元のURLリストと共に提供される。データはリクエストごとに生成されるのではなく、データベースから取得されるため、一貫性と再現性が確保されているという。
開発者と市場への影響
AdCoinMarketCapのRush CEOは、「今回の新しいCMC AIエンドポイントにより、開発者は単一のAPIコールで数値とその背景にある理由を、参照元付きで取得できるようになった」と述べた。これにより、単にデータを表示するだけでなく、市場の動向を解説するような、より高度なアプリケーションの開発が容易になることが期待される。
この機能追加は、現物・デリバティブ市場、分散型取引所(DEX)、オンチェーンデータ、独自指数など、既に広範なデータをカバーしている同社APIのさらなる拡張となる。
提供計画と利用方法
「CMC AI」エンドポイント群は、発表時点ではエンタープライズプランの契約者向けに提供が開始されている。将来的には、無料プランを含む他の全てのプランでも利用できるよう、月間のAIクレジット枠を導入するリリースが予定されているとのことだ。
APIの詳細な仕様や利用例は、同社の公式ドキュメントで公開されており、APIキーは公式サイトから作成できる。