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コインベース、大口顧客向け取引手数料を引き下げ 競争力強化へ

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暗号資産(仮想通貨)取引大手のコインベースは9月16日、アクティブトレーダー向けプラットフォーム「Coinbase Advanced」の新たな手数料体系を発表しました。スポット取引手数料の引き下げや、上位ティア適用条件の緩和を柱とし、大口顧客の獲得競争で優位に立つことを目指します。
手数料体系の主な変更点
同社が9月16日に発表し、同日より適用された新体系は、スポット取引とデリバティブ取引の両方を対象としています。これにより、トレーダーはより低い手数料で取引を開始しやすくなります。
主な変更点は以下の通りです。
- 上位ティアの適用基準緩和: 手数料割引が適用される取引量の基準が、従来の2万5000ドルから1万ドルに引き下げられました。
- 取引量の統合: ティアの算定には、従来のスポット取引量に加え、新たにデリバティブの取引量も合算されるようになります。
- スポット取引手数料: 最上位のVIP8ティアでは、メイカー手数料が0ベーシスポイント(bps)、テイカー手数料が2bpsまで引き下げられます。
- デリバティブ取引: 一部の国際市場における無期限先物では、上位ティアの顧客を対象に最大0.4bpsのメイカーリベート(手数料の払い戻し)が導入されます。
Ad市場への影響と背景
今回の手数料改定は、取引頻度の高いアクティブトレーダーや機関投資家を惹きつけ、プラットフォーム上の流動性を高める狙いがあります。暗号資産取引所間の競争が激化する中、魅力的な手数料体系は顧客を維持・獲得するための重要な戦略となっています。
コインベースのプロダクトマネジメント担当シニアディレクター、シャノン・カータス氏は声明で、「アドバンストの顧客は、深い流動性、信頼性の高い約定、そして幅広い市場へのアクセスを必要としています」と述べ、今回の変更がアクティブトレーダーの取引体験を向上させるための投資であると強調しました。
さらに、プラットフォーム上でステーブルコインのUSDCを保有するだけで即時にVIP手数料の適用対象となる制度や、US 500 Perpを含む株式無期限契約におけるプロモーション価格(メイカー0bps、テイカー1bps)なども導入されます。なお、米国における株式取引は引き続き手数料無料とされています。