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チリ・コデルコ、銅生産量は今後数年横ばいの見通し=会長

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Jul 15, 20261 min read
チリ・コデルコ、銅生産量は今後数年横ばいの見通し=会長

Summary

チリの国営銅鉱山会社コデルコの会長は、大規模プロジェクトの遅延により、今後数年間の銅生産量が現行水準で推移するとの見通しを示した。これにより、2030年の生産目標達成に不透明感が強まっている。

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チリの国営銅鉱山会社コデルコのベルナルド・フォンテーヌ会長は、今後数年間の銅生産量が現行水準とほぼ同程度で推移するとの見通しを示した。これは、鉱石品位の低下に対応するための大規模プロジェクトの遅延が背景にあり、2030年までに年間170万トンという生産目標の達成に疑問を投げかけるものだ。

生産見通しの詳細

フォンテーヌ会長は15日、議会の委員会で証言し、「現在の生産水準と極めて近い水準で推移する可能性が非常に高い」と述べた。同社は、鉱石品位の低下を補うために複数の「構造的プロジェクト」を進めているが、予期せぬ遅延やコスト超過に直面しているという。

コデルコは2022年と2023年に生産量が過去20年で最低水準に落ち込んでおり、回復を目指している最中にある。ロイター通信によると、2025年の自社鉱山での生産量は133万トンだった。

市場への影響と背景

世界最大の銅生産者であるコデルコの生産停滞は、世界的な銅の供給見通しに影響を与える可能性がある。銅はエネルギー転換やインフラ整備に不可欠な金属であり、その供給動向は市場参加者から常に注視されている。

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現在、チリの銅監督機関であるCochilcoは、コデルコが2025年の生産報告書に約2万トンの銅を不適切に計上した疑いについて調査を進めている。予備監査の結果は9月に公表される予定で、同社の生産実績に対する透明性が問われている。

今後の投資戦略

今後の投資先として、フォンテーヌ会長はエル・アブラ銅鉱山に注目していることを示唆した。同鉱山はコデルコが49%の権益を保有し、過半数株主は米国のフリーポート・マクモラン社である。

フリーポート社は同鉱山で75億ドル規模の拡張プロジェクトを計画している。フォンテーヌ会長は「我々が獲得できる資金を投じる上で、最良のプロジェクトかもしれない」と述べ、慎重に評価する必要があるとの考えを示した。

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