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シティグループ、金価格の調整は「買い好機」と指摘 12ヶ月目標5,000ドル

Summary
シティグループは最新レポートで、貴金属に対する強気な見方を維持し、最近の金価格の下落は押し目買いの好機だと分析した。6〜12ヶ月後の目標価格は1オンス5,000ドルに設定している。
シティグループは最新の調査レポートで、貴金属に対する強気な見方を維持し、最近の金価格の下落は投資家にとって「押し目買いの好機」であるとの見解を示した。同行は、金の目標価格を0〜3ヶ月で1オンスあたり$4,800、6〜12ヶ月で$5,000に設定している。
最近の価格調整の背景
金価格は、2026年8月29日(金)にジャクソンホール会議に関連してタカ派的な発言があったことを受けて反落した。シティグループは、この価格調整は健全なものだと分析している。
同行のレポートによると、8月の上昇相場は主に投機筋や実物資産を伴わない「ペーパーゴールド」の取引によって牽引されたものであり、実物需要の裏付けが乏しく脆弱な側面があったと指摘。そのため、今回のような調整は予想の範囲内であった可能性を示唆した。
テクニカル分析と価格見通し
テクニカル面では、シティグループはいくつかの重要な支持線(サポートライン)を注視している。具体的には以下の通り。
Ad- 100日移動平均線:約$4,366
- 50日移動平均線:約$4,218
- 主要な心理的節目:$4,000(7月の閑散期に強固な支持線として機能した実績あり)
金価格の現物価格が約$4,500で推移する中、これらの水準が短期的な下値の目処として意識される。また、銀価格については、現在の約$67に対し、$75を目標価格として予測している。
価格を支えるファンダメンタルズ要因
シティグループは、ファンダメンタルズが金価格の下値を支えていると見ている。7月には、中国からの旺盛な買いや超富裕層による金購入が価格の底固めに寄与したと分析。
さらに、米財務省による円や米国長期債への買い入れといった動きが、金価格をさらに押し上げる要因となったとレポートは指摘している。これらの実需や資金フローが、投機的な動きとは別に、金市場の基盤を強化していると考えられる。