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AI投資懸念で半導体株が下落、UPSやキャリアは好決算で上昇

Summary
火曜日の米国株式市場時間外取引では、AI(人工知能)投資の持続性に対する懸念から半導体セクターが売られる一方、好決算を発表したUPSなどが買われ、市場は強弱入り混じる展開となっている。
火曜日の米国株式市場時間外取引では、主要株価指数がまちまちな動きを見せている。AI(人工知能)関連投資の持続性に対する懸念が再燃し、半導体関連株が軒並み下落、ナスダック100先物が軟調に推移する一方、ダウ先物は堅調となっている。
AI投資ブームへの懸念が半導体セクターを圧迫
市場では、AIインフラ投資ブームの持続可能性について疑問視する見方が浮上している。背景には、資金調達コストの上昇や、中国企業との競争激化がある。特に、中国の長鑫存儲技術(CXMT)が上海市場で大型新規株式公開(IPO)を行ったことで、メモリーチップ市場における将来の競争激化への警戒感が高まった。
この流れを受け、半導体関連株は時間外取引で幅広く売られている。
- マイクロン・テクノロジー(Micron)、ウエスタン・デジタル(Western Digital):それぞれ約4%下落
- インテル(Intel):3.2%安
- AMD:3%超の下落
- アムコア・テクノロジー(Amkor Technology):第2四半期決算は好調だったものの、第3四半期の売上高見通しが市場予想を下回ったことが嫌気され、5.3%安となっている。
好決算銘柄は堅調な動き
Ad半導体セクターへの売りとは対照的に、好決算を発表した企業は買われている。宅配大手のユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)は、第2四半期決算が市場予想を上回り、通期の業績見通しを引き上げたことが好感され、株価は2.1%上昇した。
空調・ビルシステム大手のキャリア・グローバル(Carrier Global)も、好調な第2四半期決算と通期見通しの上方修正を発表し、3.0%高となった。また、半導体設計ソフトウェアのケイデンス・デザイン・システムズ(Cadence Design Systems)は、AI向け半導体設計ツールの需要拡大を背景に好決算と強気の見通しを示し、2.7%上昇している。
その他の注目銘柄
個別では、バイオ医薬品のアルティミューン(Altimmune)が、アルコール使用障害治療薬の第2相臨床試験で良好な結果を報告し、株価は18%急騰した。デジタルメディアのバズフィード(BuzzFeed)は、全従業員の約35%を削減するリストラ計画を発表したことを受け、14.2%上昇している。