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米インフレ指標受け人民元が上昇、ドル高に抵抗

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米国の消費者物価指数(CPI)が予想を上回ったことで米ドルが上昇したにもかかわらず、11日の外国為替市場で中国人民元はドルに対して上昇した。このデータは、来週の米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げの可能性を裏付けるものとなった。
米CPI発表後の市場動向
予想を上回る米コアCPIの発表を受け、当初はドル買いが優勢となった。ドル/オフショア人民元(USD/CNH)は一時6.7148まで上昇したが、その後は反転し、最大0.1%下落の6.7060を付けた。
同様に、中国本土で取引されるオンショア人民元(USD/CNY)も6.7138まで上昇後、0.1%下落の6.7055で取引された。一方、ドル/香港ドル(USD/HKD)は7.8424で安定的に推移した。
FRBの利上げ観測と専門家の見方
Ad今回のCPIデータは、FRBが来週の会合で利上げを決定するとの市場観測を強める内容となった。金利引き上げは通常、その国の通貨にとって追い風となる。
オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)のシニア中国ストラテジストであるZhaopeng Xing氏は、データ発表前のコメントとして、FRBが利上げに踏み切った場合、人民元は1ドル=6.70元前後で安定し、利回り曲線はフラット化する可能性があると指摘していた。
また、ブラウン・ブラザーズ・ハリマンのグローバル市場戦略責任者であるElias Haddad氏は、FRBの決定が人民元に与える影響は「短期的な変動」にとどまり、限定的であるとの見方を示している。