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中国の鉄鉱石調達公社、リオ・ティント産の一部購入を停止か=ブルームバーグ

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ブルームバーグが火曜日に報じたところによると、中国の国策鉄鉱石調達会社である中国鉱物資源集団(CMRG)が、一部の国内製鉄会社に対し、豪資源大手リオ・ティントからの鉄鉱石購入を一時的に見合わせるよう指示した。両社間の契約交渉が重大な局面を迎えていることを示唆している。
交渉の重要局面で買い付け停止か
関係者の話としてブルームバーグが伝えたところでは、CMRGは一部の製鉄会社に対し、リオ・ティントとの交渉が「重要な段階」にあるため、現時点では同社との購入協議を進めないよう伝えたという。交渉されている契約条件や合意の時期に関する具体的な詳細は明らかにされていない。
この動きは、世界最大の鉄鉱石消費国である中国が、価格交渉における影響力を強めるための戦術とみられる。リオ・ティントにとって中国は極めて重要な市場であり、ブルームバーグによると、昨年の同社の売上高の約60%を占めている。
中国の交渉力強化の狙い
CMRGは、中国の鉄鉱石購入を一本化し、コモディティ価格に対する北京の影響力を高める目的で2022年に設立された。今回の購入停止の指示は、リオ・ティントとの価格や供給条件を巡る交渉で、同社への圧力を強める狙いがあると分析される。
Adリオ・ティントのオーストラリアの同業他社も、近年CMRGから同様の圧力に直面している。
- BHPグループ: 数カ月にわたる交渉の末、人民元の利用拡大などを含む2027年6月までの1年契約でCMRGと合意した。
- フォーテスキュー・メタルズ・グループ: CMRGとの条件交渉が続く中、中国の顧客への販売が抑制されている。
別途、ボーキサイト事業を買収
一方、リオ・ティントは同日、グレンコアと三菱商事からクイーンズランド州のオーラカン・ボーキサイト・プロジェクトを非公開の価格で買収することに合意したと発表した。同プロジェクトはまだ開発段階にあり、採掘権は取得していない。この取引は、長期的な資源確保の動きとみられるが、市場の当面の注目は中国との鉄鉱石交渉の行方に集まっている。