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中国現代牧業、聖牧の経営権取得で株価が2カ月ぶり高値

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中国の乳業大手である中国現代牧業(チャイナ・モダン・デイリー・ホールディングス)の株価が21日、香港市場で2カ月超ぶりの高値を付けた。同業の中国聖牧有機奶業(チャイナ・シェンムー・オーガニック・ミルク)に対する義務的現金買付が成立し、経営権を確保したことが背景にある。
TOB成立で経営権を確保
月曜夜に両社が共同で提出した書類によると、現代牧業の聖牧に対する義務的現金買付への応募が、買付成立の条件である50%を大きく上回る71.5%に達した。これにより、本買付は全ての条件において成立した。
この現金買付は、聖牧の株式1株当たりHK$0.35で評価されており、応募期間は延長または修正されない限り8月31日まで継続される。
市場の反応
この発表を受け、21日の香港市場で現代牧業の株価は一時7.8%上昇し、5月18日以来の高値となるHK$1.24を記録した。これは、ほぼ横ばいで推移したハンセン指数を大幅にアウトパフォームする動きとなった。
Ad一方、買収対象となった聖牧の株価は1.4%安のHK$0.345となり、買付価格をわずかに下回る水準で取引された。
買収の戦略的意義
今回の買収により、現代牧業は中国有数の有機生乳メーカーである聖牧の経営権を掌握することになる。これにより、上流の生乳供給網を強化し、高級乳製品セグメントでの存在感を拡大する狙いがある。
現代牧業は、買収完了後も聖牧の香港証券取引所への上場を維持する意向を示している。この買収プロセスは、現代牧業が今年5月に聖牧の初期株式を取得したことをきっかけに、香港の企業買収規則に基づき義務的公開買付が開始されたものだった。