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中国、人民元決済システムに3通貨追加 「一帯一路」構想を支援

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Sep 17, 20261 min read
中国、人民元決済システムに3通貨追加 「一帯一路」構想を支援

Summary

中国の上海清算所は、人民元との直接取引を促進するため、決済システム対象通貨にシンガポールドル、ニュージーランドドル、タイバーツを追加した。この動きは、巨大経済圏構想「一帯一路」に関連する外国為替サービスを支援する狙いがある。

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中国の上海清算所は、人民元との直接取引を促進するため、オンショアの中央清算システムに新たに3つの外貨を追加した。この措置は、人民元の国際化と巨大経済圏構想「一帯一路」を後押しする取り組みの一環とみられる。

新たに3通貨ペアを追加

上海清算所が水曜日に発表した声明によると、同所は9月14日からシンガポールドル、ニュージーランドドル、タイバーツと人民元との間のスポット(直物)為替取引に対する中央清算機関(CCP)サービスの提供を開始した。

初日の取引には12の銀行が参加し、合計で9億9600万元(約1億4800万ドル)相当が決済されたという。これにより、同清算所がすでに提供している米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、日本円とのペアに加え、清算対象が拡大された。

背景と目的

上海清算所は、今回の通貨ペア追加が「一帯一路」構想に関連する外国為替サービスを支援するものだと説明している。これは、参加国との貿易・投資における人民元建て決済を促進し、その利便性を高める狙いがある。

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取引コストの削減を促すため、同清算所は先週発表した別の声明で、今回追加された3通貨ペアの清算手数料を2028年末まで免除する方針を明らかにしている。

市場への意味合い

中央清算(セントラル・クリアリング)は、取引を相対で決済する代わりに清算機関が介在することで、カウンターパーティー・クレジット・リスクを軽減する仕組みである。また、取引をネッティング(差金決済)することにより、金融機関のバランスシート効率を向上させる効果も期待される。

今回の措置は、中国が自国通貨の国際的な利用を拡大し、米ドルへの依存を低減させようとする長期的な戦略の一環であり、特にアジア地域における人民元の影響力強化につながる可能性がある。

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