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黒海港湾の機能不全を受け、シカゴ小麦先物が約1カ月ぶり高値

Summary
ロシアとウクライナの港湾での穀物積み込みが停滞したことを受け、供給懸念からシカゴ商品取引所(CBOT)の小麦先物価格が急伸。指標となる12月限は一時、約1カ月ぶりの高値を付けた。
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Background
シカゴ商品取引所(CBOT)の小麦先物価格が、黒海地域の港湾機能の停滞を背景に上昇している。ロシアとウクライナ間の攻撃の応酬により、主要な穀物輸出港での積み込み作業がほぼ停止したことが供給懸念を煽り、買いを誘った。
黒海地域の供給不安が価格を押し上げ
Investing.comによると、ロシアとウクライナの相互攻撃により、黒海沿岸の港湾における穀物積み込み作業が深刻な影響を受けている。この供給途絶リスクが、小麦価格の主な押し上げ要因となった。
この状況を受け、CBOT小麦の指標となる12月限は一時、1ブッシェルあたり$7.19-1/4まで上昇し、約1カ月ぶりの高値を記録。主力限月の継続足チャートでは2024年5月以来の高水準となった。さらに、ロシアの主要黒海輸出港ノヴォロシースクにある3大穀物ターミナルの1つであるNKHPは26日、損傷の修復に最大4カ月を要する可能性があると発表しており、供給の不確実性が高まっている。
天候不順や他商品も影響
Adウクライナの国営気象当局が、国内の大部分が干ばつに見舞われており、冬作物の作付けに悪影響を及ぼしていると報告したことも、価格を支える一因となった。また、トウモロコシ価格の上昇も小麦市場に波及し、支援材料として働いた。
主要な小麦先物の動向は以下の通り。
- CBOT12月限軟質赤色冬小麦:1ブッシェルあたり$7.15-1/2(12-1/4セント高)
- カンザスシティー12月限硬質赤色冬小麦:1ブッシェルあたり$7.82-1/4(11-1/2セント高)
- ミネアポリス12月限春小麦:1ブッシェルあたり$7.28-1/2(8-1/2セント高)