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CATL株が大幅下落、主要EVメーカーの「脱CATL」の動きを嫌気

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世界最大のEVバッテリーメーカー、寧徳時代新能源科技(CATL)の株価が水曜日の香港市場で大幅に下落した。主要顧客である中国のEVメーカーが、同社への依存度を積極的に引き下げる動きを見せていることに対し、投資家の懸念が強まっている。
主要顧客の「CATL離れ」が表面化
市場が最も懸念しているのは、中国の大手自動車メーカーによるバッテリー調達戦略の構造的な変化だ。これまでのCATLへの単独依存から脱却し、競合サプライヤーへの投資や独自バッテリーシステムの開発に資金を振り向ける動きが活発化している。この変化は、CATLの長期的な価格決定力を脅かす可能性がある。
具体的な動きとして、EV大手の理想汽車(Li Auto)は、競合の欣旺達動力科技(Sunwoda Power)に26億5000万人民元を投資すると発表。同時に、自社開発のバッテリーを全車種に搭載する方針も明らかにした。また、小米汽車(Xiaomi Auto)も中創新航(CALB)やSunwodaと共同でバッテリーを開発するなど、供給網の多様化を進めている。
これらの動きは、CATLが中国の急成長EVブランドにとって「必須のサプライヤー」から「複数の選択肢の一つ」へと変化しつつあることを示唆している。
Ad業績への懸念と株価の動き
事業環境の厳しさが増す中、CATLの9月の生産計画や第3四半期の純利益が下方修正されるのではないかとの観測が浮上している。こうした懸念を背景に、水曜日の取引でCATLの株価は3.5%安の498香港ドルまで下落し、9月に入ってからの大幅な下げを拡大した。
同日の香港ハンセン指数が0.5%上昇したこととは対照的に、CATL株は市場全体をアンダーパフォームしており、同社固有の懸念材料が売りを誘った形だ。