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カナダドル上昇、イラン情勢緊迫化による原油高と利上げ観測が背景

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Jul 12, 20261 min read
カナダドル上昇、イラン情勢緊迫化による原油高と利上げ観測が背景

Summary

水曜日の外国為替市場でカナダドルが対米ドルで上昇した。イランを巡る地政学的緊張の高まりを背景とした原油価格の急騰と、カナダ銀行による年内の利上げ観測が強まったことが主な要因。

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水曜日の外国為替市場で、カナダドルは米ドルに対して上昇した。イラン情勢の緊迫化を受けた原油価格の急騰に加え、カナダ銀行(中央銀行)による年内の利上げ観測が強まったことが背景にある。

原油価格の急騰が追い風

トランプ米大統領がイランとの暫定合意は「終わった」と発言し、水曜夜にも新たな攻撃を開始する可能性を示唆したことを受け、地政学的リスクが意識され原油価格は急騰した。主要なカナダの輸出品である原油の価格は5.2%上昇し、1バレルあたり74.10ドルに達した。

資源国通貨であるカナダドルにとって、原油価格の上昇は買い材料となる。スコシアバンクのストラテジスト、ショーン・オズボーン氏とエリック・セオレット氏は顧客向けノートで、「カナダドルは夜間のボラティリティを比較的うまく乗り切った」と指摘した。

カナダ中銀の利上げ観測も強まる

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原油価格の上昇は世界的なインフレ見通しへの懸念を強め、金融引き締めの可能性を示唆することから、世界の株式市場は下落した。このような状況を受け、金融市場ではカナダ銀行の金融政策に対する見方が変化した。

スワップ市場のデータによると、投資家が織り込む年内の利上げの確率は、火曜日の40%から約60%へと上昇した。金利上昇への期待感も、カナダドル相場を支える一因となった。

市場の動き

この日の取引で、カナダドルは対米ドルで0.2%高の1米ドル=1.4170カナダドル(1カナダドル=70.57米セント)で取引された。当日の取引レンジは1.4156から1.4210だった。

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