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カナダドル、対米ドルで6月以来の高値-米の追加関税延期を好感

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19日の外国為替市場で、カナダドルが対米ドルで6月2日以来となる約2カ月半ぶりの高値まで上昇しました。米国がカナダ製品への新たな関税の発動を延期したことや、米ドルが広範に下落したことが材料視されました。
カナダドルは対米ドルで0.5%上昇し、一時1米ドル=1.3823カナダドル(72.34米セント)を付け、6月上旬以来の最高値を更新しました。
米国の関税延期が追い風
トランプ米大統領は18日遅く、深夜に発動を予定していたカナダ製品に対する50%の追加関税を3日間停止すると発表。両国が合意に達したことを明らかにしました。この措置が、カナダドル相場にとって直接的な支援材料となりました。
金融サービス会社Monex Europeのストラテジストは顧客向けノートで、「昨夜発表された米国による関税脅威の3日間停止は、カナダドルに一時的な猶予を与えた。この状況が持続するかどうかは、今後の交渉結果にかかっている」と分析しています。
Ad米ドル安と金利低下も支援材料
カナダドル高の背景には、米ドルの全面安もあります。米ドルは主要通貨バスケットに対して下落し、米国債の売り圧力が和らいだことが一因です。
米30年国債の利回りは、米財務省が長期債を対象とした流動性支援のための買い入れオペ規模を倍増させると発表したことを受け、約19年ぶりの高値水準から低下しました。市場の注目は、同日後半に公表される米連邦準備制度理事会(FRB)の直近の政策会合議事要旨に移っており、投資家は今後の金融政策に関する新たな手掛かりを探っています。