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米、真剣な姿勢示さねば通商協議の再開ない=カナダ首相

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Sep 1, 20261 min read
米、真剣な姿勢示さねば通商協議の再開ない=カナダ首相

Summary

カナダのカーニー首相は1日、米国が威圧的な態度を改め、真剣な交渉姿勢を示すまで、決裂した貿易協定の協議は再開できないとの考えを表明した。両国間の対立が深まる中、市場の不透明感が高まっている。

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カナダのマーク・カーニー首相は1日、米国が「真剣な」交渉姿勢を示すまで、中断している貿易協定を巡る協議は再開できないとの見解を明らかにした。ロイター通信が報じたもので、両国間の緊張が続く中、カナダ側が交渉再開の条件として、米国の態度の軟化を求めた形だ。

交渉決裂の背景

カナダは8月21日、米国が交渉の最終段階で受け入れがたい要求を提示したとして協議から離脱した。カーニー首相は1日の記者会見で、その後のトランプ米大統領によるカナダ首脳部への批判や、AI生成のミーム(画像)を投稿するといった最近の米国の行動は「建設的ではない」と非難した。

同首相は、「米国側がミームの投稿や、陰口、威圧的な態度をやめ、真剣に議論を始めるなら、我々も協議に応じることができる」と述べ、交渉再開のボールは米国側にあるとの認識を示した。

自動車分野での対立

協議決裂の理由について、米国当局者は「良い取引が提示されていた」と主張し、カナダ側の説明に一部異議を唱えている。しかし、カーニー首相は、特に緊密に統合された自動車セクターにおいて、米国が提示した条件は決して十分なものではなかったと反論した。

同首相は、米国の提案について次のように指摘した。

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  • カナダの主要産業が事実上、米国産業の「子会社」となることを意図していた。
  • あるいは、カナダ国内の産業が段階的に縮小・消滅するような条件を盛り込んでいた。

「もちろん、我々はそのような条件を受け入れることはできない」とカーニー首相は付け加えた。

市場への影響と今後の見通し

北米の主要な貿易相手国である両国間の対立が長引けば、サプライチェーン、特に自動車産業への影響が懸念される。交渉再開の目処が立たない状況は、企業活動や投資家心理にとって不透明要因となる。

カナダは、自国の主権が尊重される限り、相互に利益のある貿易協定を締結する機会はまだ残されているとの立場を崩していない。しかし、交渉の主導権を巡る両国の駆け引きは続いており、市場関係者は今後の米国の対応を注視している。

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