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ケイデンス、AI半導体設計の需要増で通期見通しを上方修正

Summary
半導体設計ソフトウェア大手のケイデンス・デザイン・システムズは、AI関連の旺盛な需要を背景に通期の売上高および利益見通しを引き上げた。発表を受け、同社株は時間外取引で5%以上上昇した。
半導体設計ソフトウェア(EDA)大手のケイデンス・デザイン・システムズは月曜日、人工知能(AI)向け半導体およびシステムの設計ソフトウェアに対する旺盛な需要を理由に、2026年度通期の売上高および利益見通しを上方修正した。この発表を受け、同社の株価は時間外取引で5%以上上昇した。
業績見通しの上方修正
同社は、通期の業績見通しを市場予想を上回る水準に引き上げた。投資家にとって、これはAI関連の需要が同社の収益成長を力強く牽引していることを示す好材料となる。
- 通期売上高見通し: 従来の61億3000万ドル~62億3000万ドルから、62億6000万ドル~63億4000万ドルに引き上げ。LSEGがまとめたアナリスト予想平均(62億1000万ドル)を上回る。
- 通期調整後1株当たり利益見通し: 従来の7.85ドル~7.95ドルから、8.05ドル~8.15ドルに引き上げ。市場予想の7.96ドルを上回る。
AI半導体需要が追い風
業績見通し引き上げの背景には、半導体メーカーやテクノロジー企業による、より高度なシステム・オン・チップ(SoC)やAIアクセラレータの開発が活発化していることがある。ケイデンスのEDAツールはこれらの複雑な半導体の設計・検証に不可欠であり、AI半導体市場のリーダーであるエヌビディアやアップルなどを顧客に持つ。
Ad同社は最近、エンジニアが平易な言葉で目標を記述すると、既存のツール群を用いて回路設計や仮想テストを計画・実行するAIアシスタント「AuraStack」を発表しており、AI分野での技術革新を続けている。
第2四半期決算と潤沢な受注残高
同日発表された第2四半期決算では、売上高が前年同期比24.2%増の15億8400万ドルとなり、市場予想とほぼ一致した。調整後1株当たり利益は2.11ドルで、アナリスト予想の2.05ドルを上回った。
さらに、四半期末時点の受注残高は81億ドルに達しており、そのうち42億ドルは今後12ヶ月以内に売上として計上される見込みだ。この潤沢な受注残高は、同社の将来的な収益の安定性を示唆している。