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Bybitの富裕層向けBTCファンド、年率リターン4.9%を達成 ビットコイン保有者向け運用商品を拡充

暗号資産(仮想通貨)取引大手Bybitは、同社のプライベート・ウェルス・マネジメント(PWM)が提供するビットコイン(BTC)ファンドが、過去60日間で年率約4.9%の包括的リターンを達成したと発表した。一部の個別ファンドでは、30日間の年率換算で40%を超えるリターンを記録したという。
PWMファンドの実績と概要
Bybitの発表によると、このPWMファンドはBTCで投資し、BTCで決済される仕組みとなっており、多額のBTCを保有する投資家に対して高度な資産配分ソリューションを提供する。2025年9月のサービス開始以来、PWM部門は160以上のポートフォリオで2億3900万ドルを超える資産を管理している。
このサービスは主に大口のBTC保有者を対象としており、最低投資額は10 BTCからとなっている。BTCで直接投資する以外に、一部のファンドでは米ドル連動のステーブルコインUSDTでの拠出も可能で、得られたリターンを段階的にBTCに転換する柔軟性も備えている。
市場環境と投資家への意味
Bybitの資産運用部門責任者であるジェリー・リー氏は、「BTCは2026年前半の最高値から大きく下落した水準で取引されており、多くの保有者がボラティリティの高い時期にどう資産を管理すべきか検討している」と指摘。その上で、「我々のBTC建てPWMファンドや資産運用商品は、短期的な流動性のためにBTCを売却するのではなく、資産へのエクスポージャーを維持しながらBTCを働かせ続けるという前提で構築されている」と述べた。
Adこのアプローチは、BTCの長期的な価値を信じつつも、保有資産から利回りを得たいと考える投資家の需要に応えるものだ。価格変動の激しい市場において、資産を売却せずに収益機会を追求できる点が特徴と言える。
多様なBTC運用商品の展開
BybitはPWM以外にも、さまざまな投資家層に対応するため、複数のBTC利回り獲得商品を提供している。
- On-Chain Earn: BTCをステーキングすることでリターンを得られるエントリーレベルの商品。シンプルな運用を求める長期保有者向け。
- PWM: 10 BTC以上を保有する大口投資家や富裕層を対象とした、ファンドベースの資産配分サービス。
- Advanced Earn: より高度な投資手法を求めるユーザー向け。二重資産投資(Dual Asset)やディスカウント購入(Discount Buy)といった仕組商品が含まれる。
これらの多様な選択肢は、市場環境や投資家のリスク許容度に応じて、BTCの資産形成と利回り獲得のバランスを取るというBybitの戦略を反映している。