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ロボット企業のブルックス・オートメーション、IPOを検討か=ブルームバーグ報道

Summary
米投資会社THL傘下のロボット・自動化技術企業ブルックス・オートメーションが新規株式公開(IPO)を検討していると報じられた。同社は半導体製造装置などを手掛けており、2022年にTHLが30億ドルで買収した事業が母体となっている。
米国の投資会社トーマス・H・リー・パートナーズ(THL)傘下のロボット・自動化技術企業ブルックス・オートメーションが、新規株式公開(IPO)を検討していることが明らかになった。ブルームバーグが関係者の話として報じた。
報道の詳細
報道によると、マサチューセッツ州チェルムズフォードに本拠を置く同社は、IPOに向けてアドバイザー候補と協議を進めている段階だという。
ただし、協議は現在も進行中であり、IPOの具体的な内容や時期は変更される可能性があると、関係者は述べている。
企業の背景と事業内容
ブルックス・オートメーションは、元々上場していた同名企業から分離・独立した事業部門が母体となっている。プライベートエクイティ(PE)ファンドであるTHLが2021年に買収を発表し、翌2022年に30億ドルの現金で取引を完了した。
Adなお、分離元の企業に残されたライフサイエンス事業は社名をアゼンタ(Azenta Inc.)に変更し、現在もナスダック市場に上場している(ティッカー:AZTA)。
現在のブルックス・オートメーションは、半導体製造やライフサイエンス、その他先端産業分野で利用されるロボットや自動化プラットフォームを提供している。約14カ国に拠点を持ち、2,000人以上の従業員を擁する。
市場への示唆
大手PEファンドが支援するハイテク製造企業のIPOは、株式市場のセンチメントを測る上で注目される。実現すれば、投資家は半導体やライフサイエンス分野の自動化という成長領域へ直接投資する新たな機会を得ることになる。
THLによる30億ドルでの買収は、市場が同社の企業価値を評価する上での一つの基準となる可能性がある。今回のIPO検討は、THLにとって投資回収(エグジット)戦略の一環とみられる。