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ポンド上昇、米雇用統計の悪化でドル売り優勢

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Aug 10, 20261 min read
ポンド上昇、米雇用統計の悪化でドル売り優勢
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週明けの為替市場で、英ポンドとユーロが対米ドルで上昇した。先週末に発表された米国の非農業部門雇用者数(NFP)が市場予想を下回ったことを受け、米連邦準備制度理事会(FRB)が年内は金利を据え置くとの観測が強まり、ドル売りが続いている。

東部標準時午前4時25分(日本時間午後5時25分)時点で、ポンド/ドル(GBP/USD)は0.07%高の1.3503ドル、ユーロ/ドル(EUR/USD)は0.05%高の1.1565ドルで取引されている。

米雇用統計の悪化がドルを圧迫

先週金曜日に発表された雇用統計では、非農業部門雇用者数が2万人の減少となり、さらに過去分も10万人以上の下方修正が加えられた。これにより、過去3ヶ月の月間平均増加数はわずか2万人に落ち込んだ。

オランダの金融大手INGの為替ストラテジスト、フランチェスコ・ペソレ氏は、「先週金曜日の最初の試練は明らかにハト派的な結果となり、ドルに下押し圧力をかけている」と指摘する。同氏によると、市場はすでに9月に11ベーシスポイント、12月に28ベーシスポイントの利下げを織り込んでいるが、INGはFRBがさらにハト派に傾く余地があるとみており、その場合はドル安がさらに進む可能性があると分析している。

今後の焦点は米CPI

市場の次の注目材料は、今週水曜日に発表される米国の消費者物価指数(CPI)だ。INGは、CPIの伸び率が前月比+0.1%と市場コンセンサス(+0.2%)を下回り、変動の大きい食品とエネルギーを除くコアCPIは同+0.2%で横ばいになると予測している。

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INGは、CPIが予想を下回る結果となれば、ドル安の論拠をさらに強めることになるとみている。月曜日はFRBのタカ派とされるベス・ハマック氏の発言が予定されているものの、他に重要な米経済指標の発表はない。

ポンド・ユーロはドル主導の展開

月曜日のポンド高は、英国内の要因ではなく、主にドルが全面安となったことが背景にある。この日、英国では主要な経済指標の発表は予定されていない。

ユーロの動きも「完全にドルの方向性に主導されている」とペソレ氏は述べる。ユーロ圏は国内の材料が乏しい時期にあるが、欧州中央銀行(ECB)は9月の利上げを「準公約」していると同氏は付け加えた。

INGは、水曜日のCPIが弱い結果となれば、ユーロ/ドル相場は1.160ドルを突破し、次の抵抗線である200日移動平均線の1.1630ドルを目指す可能性があるとみている。同社はFRBが年内に利上げを行わないことを基本シナリオとしており、ドルに対して弱気な見方を維持している。

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