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ブラジル大統領選、ボルソナロ陣営が経済政策チーム強化 元大臣ら市場関係者を起用

Summary
10月の大統領選挙に向け、右派の有力候補であるフラビオ・ボルソナロ上院議員の陣営は、アドフォ・サキシダ元鉱業・エネルギー相らを経済政策チームに加えたと発表した。市場寄りの政策綱領を強化する狙いがある。
ブラジルのフラビオ・ボルソナロ上院議員の選挙陣営は18日、10月の大統領選挙に向けた経済政策チームを強化するため、新たにアドフォ・サキシダ元鉱業・エネルギー相をはじめとする市場関係者を起用したことを明らかにした。ジャイル・ボルソナロ前大統領の長男である同氏は、右派の有力候補と目されている。
世論調査では現職のルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルバ大統領がリードしているものの、ボルソナロ氏との決選投票では接戦が予想されており、経済政策の具体化が急務となっている。
経済政策チームの陣容
ロイター通信によると、サキシダ氏は、ボルソナロ政権でパウロ・ゲデス元経済相の側近を務め、国営カイシャ・エコノミカ・フェデラル銀行の頭取だったダニエラ・マルケス氏が率いる経済政策チームに加わる。マルケス氏はこれまでもボルソナロ氏の選挙イベントやメディア対応に同席してきたが、選挙で勝利した場合の財務大臣候補はまだ指名されていない。
今回のチーム強化は、市場の信頼を獲得し、経済政策の専門性をアピールする意図があるとみられる。陣営はサキシダ氏のほか、以下の人物の参加も発表した。
Ad- アドリアーノ・ピレス氏: エネルギー・インフラ政策担当の顧問(エコノミスト)
- アレクサンドレ・シェケル氏: エネルギー・インフラ政策担当の顧問(弁護士)
市場寄りの政策綱領と今後の課題
ボルソナロ陣営が掲げる経済政策綱領には、公的債務の安定化と削減を目指す財政フレームワークの見直しや、補助金付き融資の制限、正規雇用のコストの段階的削減などが含まれている。しかし、これらの目標を達成するための具体的な手法はまだ示されておらず、市場関係者は今後の詳細な計画に注目している。
さらに、女性政策の立案を強化するため、ブラジルのゴールドマン・サックスで元バイスプレジデントを務めたカロライナ・ラガッツィ氏と、社会活動家のリビア・モンテザーノ氏もチームに加わった。幅広い分野の専門家を登用することで、政策の具体性を高め、支持層の拡大を図る構えだ。