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ビットコイン、6万4000ドルで膠着 中東情勢と米CPIが綱引き

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Aug 15, 20261 min read
ビットコイン、6万4000ドルで膠着 中東情勢と米CPIが綱引き
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暗号資産(仮想通貨)の代表格であるビットコインは、6万4000ドル近辺での方向感に欠ける展開となっている。市場予想通りに米国のインフレが鈍化したことは好感されたが、ホルムズ海峡を巡る地政学的リスクへの懸念がリスクセンチメントを圧迫し、相場は膠着状態に陥っている。

米CPIは鈍化も、FRBの動向は依然不透明

米国で発表された7月の消費者物価指数(CPI)は、市場の次の動きを見極める上で重要な指標となった。内容は以下の通り。

  • 総合CPI: 前年同月比+3.4%(6月の+3.5%から鈍化)、前月比+0.1%で、いずれも市場予想と一致した。
  • コアCPI(変動の大きい食品とエネルギーを除く): 前年同月比+2.5%、前月比+0.2%で、こちらも予想通りの結果となった。

インフレの伸びが小幅に鈍化したことで、連邦準備制度理事会(FRB)が9月の会合で利上げに踏み切るとの観測はやや後退した。しかし、市場の見方は依然として割れている。CME FedWatchツールによると、トレーダーは9月の金利据え置きの可能性を約56%、25ベーシスポイントの利上げの可能性を約44%と織り込んでいる。高金利は流動性を低下させるため、ビットコインのようなリスク資産にとっては逆風となる。

中東情勢の緊迫化がリスクセンチメントを圧迫

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一方で、中東情勢を巡る不透明感が投資家心理を冷やしている。イランと米国がホルムズ海峡の再開で合意するとの期待が後退し、リスクの高い投機的資産への関心が低下した。

この状況は原油価格を押し上げ、インフレ再燃への懸念を強めている。原油高が続けば、世界の中央銀行が金融引き締めをさらに強化する可能性があり、低金利と豊富な流動性を前提とするビットコイン市場にとっては重荷となる。

アルトコインも方向感に欠ける展開

ビットコインが方向性を失う中、他の主要な暗号資産(アルトコイン)も同様に小動きとなっている。時価総額2位のイーサリアムは小幅に上昇しているものの、ソラナやBNBは横ばい圏で推移しており、市場全体が次の材料を待つ様子見ムードに包まれている。

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