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ビットコイン、7万8000ドル以下で安定推移 米規制の進展を注視

暗号資産(仮想通貨)のビットコインは木曜日、小動きとなり、最近付けた高値を下回る水準で推移した。市場参加者は、米国における重要な規制の進展を見守っている。
Investing.comのデータによると、東部時間午前2時1分(GMT午前6時1分)時点で、ビットコインは0.2%高の$77,759.4で取引された。8月下旬には一時82,000ドルまで上昇したが、その後は利益確定の動きが広がっていた。
米規制法案「Clarity Act」の行方
市場の最大の注目点は、米国の暗号資産規制の枠組みを確立することを目指す「Clarity Act」の動向だ。米証券取引委員会(SEC)のポール・アトキンス委員長は今週初め、上院が9月15日に同法案に関する重要な手続き上の採決を行うとの見通しを示した。
アトキンス委員長はFox Businessとのインタビューで、法案が今月中にドナルド・トランプ大統領の元に届く可能性が高いと発言。また、SECが独自に「暗号資産規制案」を準備しており、法案が議会を通過しない場合でもSECの枠組みで進めることができると強調した。同氏は「この提案は、米国を世界の暗号資産の中心地として確立するための歴史的な一歩だ」と述べた。
マクロ経済環境が重荷に
Ad暗号資産市場全体では、より広範な金融市場を取り巻く不透明感が上値を抑えている。中東では、イランが水曜日遅くにクウェートの米軍基地に対して新たな攻撃を行ったと報じられ、地政学リスクへの警戒感が続いている。
金融政策面では、先週のケビン・ウォルシュ連邦準備制度理事会(FRB)議長によるタカ派的な発言を受け、市場ではFRBが9月に利上げを行うとの見方が大勢を占めている。また、日本銀行の植田和男総裁が9月の会合で利上げを議論する可能性に言及したことで、日銀の金融政策修正への思惑も高まっている。
アルトコイン市場の動向
主要なアルトコインも木曜日は狭いレンジでの取引となった。世界第2位の暗号資産であるイーサは0.7%安の$2,404.84となった。その他の主要コインの動向は以下の通り。
- XRP: 1.6%高
- Cardano (ADA): 4%高
- Solana (SOL): 0.8%高
- BNB: 1.2%高