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ビットコイン6万2000ドル超、米暗号資産法案の進展期待で

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Jul 12, 20261 min read
ビットコイン6万2000ドル超、米暗号資産法案の進展期待で

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ビットコインは週末の薄商いの中、6万2000ドル台で推移した。米国で包括的な暗号資産規制法案への期待が再燃したことや、機関投資家の関心が続いていることが背景にある。

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ビットコインは、米国における暗号資産(仮想通貨)規制法案の成立に向けた機運が再び高まったことなどを受け、6万2000ドルを超える水準で取引された。市場参加者は、法整備の動向や機関投資家の関心、そして依然として残るセキュリティリスクを注視している。

Investing.comのデータによると、時価総額で最大の暗号資産であるビットコインは、米国東部時間16時51分(日本時間翌5時51分)時点で0.60%安の6万2686ドルで取引された。

米国での規制明確化に期待高まる

今週の大きな動きの一つは、米ワシントンから発信された。予測市場のPolymarketでは、暗号資産の包括的な規制の枠組みを目指す「CLARITY法案」が成立する確率が50%を超えた。米国の法執行機関からの支持表明が、8月の議会休会を前に法案審議の追い風となった形だ。

この法案は、コインベースやリップル、クラーケンなど200社以上の暗号資産関連企業が支持しており、米国におけるデジタル資産の規制を明確化する最も重要な取り組みの一つと見なされている。業界関係者は、ルールが明確になることで、より広範な機関投資家の市場参加を促す可能性があると指摘している。

機関投資家の関心と市場の二極化

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機関投資家の採用拡大も引き続き市場のテーマとなっている。世界最大のビットコイン保有企業であるマイクロストラテジー社のフォン・レ(Phong Le)CEOは、ビットコインを「金融の合衆国」と表現。透明性の高い金融政策と固定された供給量により、将来的に世界の基軸資産になり得るとの考えを示した。同社は81万8000BTC以上を保有しており、市場の変動にもかかわらず長期的なコミットメントを維持している。

一方で、投機的なミームコインとの二極化も鮮明になっている。ブロックチェーン分析企業Nansenの推計によると、ドナルド・トランプ前大統領に関連するミームコイン「TRUMP」の保有者は、合計で約38億ドルの損失を被っている。トークン価格がピーク時から約96%下落したことで、ウォレットの約3分の2が含み損の状態にあるという。このデータは、機関投資家がベンチマーク資産と見なすビットコインと、投機的なトークンとの間の格差が拡大していることを浮き彫りにしている。

セキュリティと今後の展望

セキュリティ問題も改めて注目された。ブロックチェーンセキュリティ企業のHexensは、Aptosブロックチェーンに存在する重大な脆弱性を、悪用される前に発見し修正に貢献したことを明らかにした。この欠陥は、理論上、ステーブルコインやブリッジ、分散型金融(DeFi)プロトコルなど、最大700億ドル相当のデジタル資産を支えるインフラを危険に晒す可能性があった。資金の損失はなかったものの、ブロックチェーンネットワークが拡大する中での継続的なセキュリティ監査の重要性を示した。

今後、投資家はビットコインの次の大きな動きを探る上で、ワシントンでの法案の動向、ETFへの資金流入、そしてより広範なマクロ経済指標を引き続き注視することになる。

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