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バリーカレボー、第3四半期は2年ぶりの販売数量増も通期見通しは下方修正

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Jul 9, 20261 min read
バリーカレボー、第3四半期は2年ぶりの販売数量増も通期見通しは下方修正

Summary

世界最大のチョコレートメーカーであるバリーカレボーは、2025/26年度第3四半期に2年以上ぶりとなる販売数量の増加を記録した。しかし、通期の販売数量は減少し、営業利益も大幅に落ち込むとの見通しを示した。

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世界最大のチョコレートメーカー、バリーカレボー(SIX: BARN)は、2025/26年度第3四半期(3-5月期)の販売数量が2年以上ぶりに増加に転じたと発表した。一方で、通期の見通しについては、販売数量が減少し、継続事業ベースのEBIT(金利・税引前利益)が10%台半ばで減少するとの厳しい予測を維持した。

第3四半期は回復の兆し

5月31日に終了した第3四半期のグループ販売数量は、前年同期比で5.7%の増加を記録した。これは、年初の市場調整を受けたグローバル・ココア事業における需要の高まり、アジア太平洋・中東・アフリカ(AMEA)地域での継続的な勢い、北米でのサービスレベル回復の進展が主な要因だという。

事業部門別では、グローバル・チョコレート事業の販売数量が同3.2%増とプラスに転じた。特にグローバル・ココア事業は、中南米およびアジアでのココアパウダー需要と、ココアバターの一時的な機会に牽引され、同18.0%増と大幅な伸びを示した。

通期見通しと市場の課題

第3四半期の好調にもかかわらず、同社は2025/26年度通期の見通しについて慎重な姿勢を崩していない。通期の販売数量は約1%の減少を見込んでおり、継続事業ベースのEBIT(現地通貨ベース)は10%台半ばの減少になるとのガイダンスを維持した。

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ハイン・シューマッハCEOは、「第3四半期に販売数量がプラス成長に回帰したことに勇気づけられている」としながらも、「チョコレート市場は依然として厳しく、我々の改善は緩やかなものになるだろう」と述べた。同社が引用したニールセンのデータによると、世界のチョコレート菓子市場は第3四半期に4.4%縮小しており、市場環境の厳しさを裏付けている。

9ヶ月間の累計実績と財務

5月31日までの9ヶ月間の累計では、グループ販売数量は前年同期比2.8%減の1,557,239トンだった。売上収益は、カカオ豆の市場価格が前年同期比で平均47%下落したことと販売数量の減少を反映し、前年の109.5億スイスフランから95.6億スイスフランに減少した。

財務面では、同社は6月に8億4900万ユーロ相当の社債の買い戻しを完了した。これは負債総額の削減を目指す取り組みの一環であり、純負債をEBITDAの3.0倍未満に抑えることを目標としている。

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