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バリック・ゴールド株が上昇、アナリストの新規「買い」推奨と金価格の回復が追い風

Summary
金・銅採掘大手のバリック・ゴールドの株価が時間外取引で上昇。アナリストによる新規の投資判断「買い」や、金相場の反発が好感された。
金・銅採掘大手のバリック・ゴールドの株価が17日の時間外取引で1.2%上昇した。アナリストによる新規の「買い」推奨に加え、主要商品である金価格の回復が支援材料となり、投資家の買いを誘っている。
アナリストによる強気な評価
今回の上昇の直接的なきっかけとなったのは、あるアナリストがバリック・ゴールドの投資判断を新規に「買い」としたことだ。これにより、機関投資家からの信頼性が一層高まった形となる。
また、バーンスタインは同社の目標株価を61ドルから56.50ドルへ引き下げたものの、この新目標値も現在の株価である43.06ドルを大幅に上回っている。アナリストコミュニティが同社株に依然として大きな上昇余地を見込んでいることが示唆された。
金価格の回復と良好なファンダメンタルズ
商品市場では、金価格が1オンスあたり4,300ドルを回復したことも、バリック株にとって追い風となった。原油価格の急騰が一服したことでインフレ懸念が和らぎ、金利の付かない資産である金への圧力が低下した。同社の収益と利益率は金価格に密接に連動している。
Adさらに、同社のファンダメンタルズも好調を維持している。2026年第2四半期の純利益は前年同期比で約50%急増しており、これがアナリストによる強気な評価の根拠となっている。
市場全体の動向
マクロ経済環境も株式市場全体を支えている。米連邦準備制度理事会(FRB)は、3年ぶりとなる利上げを実施し、政策金利を25ベーシスポイント引き上げて3.75%~4.00%のレンジとした。この動きは市場でほぼ織り込み済みだったため、米国の主要株価指数は上昇。S&P 500が0.9%、ダウ平均が0.8%、ナスダック総合が1.1%それぞれ値を上げた。
アナリストの新たな推奨、金価格の安定、そして株式市場全体の良好な地合いという3つの要因が重なり、バリック・ゴールドの株価を押し上げている。同社株は52週安値の29.08ドルから2倍以上に上昇しているが、52週高値の54.69ドルにはまだ距離があり、商品価格と企業業績が順調に推移すれば、さらなる回復の余地が残されている。