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AXT株が時間外で急騰、予想を57%上回る決算と8700万ドルの長期供給契約を好感

Summary
化合物半導体基板メーカーのAXTが、市場予想を大幅に上回る第2四半期決算と、Lumentumとの長期供給契約を発表し、株価が時間外取引で23%以上急騰した。
化合物半導体基板メーカーのAXT (NASDAQ: AXTI) の株価が、30日の時間外取引で23.5%急騰した。市場予想を大幅に上回る2026年第2四半期決算と、フォトニクス大手Lumentumとの大規模な長期供給契約の締結が、投資家心理を強く刺激した。
予想を完全に覆した第2四半期決算
AXTが発表した第2四半期決算は、ウォール街のコンセンサス予想をあらゆる面で凌駕した。同社にとって近年で最も明確な黒字転換を果たす四半期となった。
- 売上高: 4,760万ドル。アナリスト予想の3,040万ドルを約57%上回った。
- 調整後1株当たり利益 (EPS): 0.19ドル。予想の0.07ドルを2倍以上に上回る結果となった。
- 粗利益率: 45.0%。前年同期の8.2%から劇的に改善した。
売上高は前年同期比で164%増、前四半期比でも77%増となり、力強い成長を示した。特にリン化インジウム(InP)の売上高は過去最高を記録したという。
Lumentumとの長期供給契約を締結
Ad好決算に加え、AXTはLumentum Operationsとの間でリン化インジウム(InP)ウェーハ基板に関する長期供給契約を締結したことを発表した。この契約は2031年末まで有効となる。
契約に基づき、Lumentumは供給の優先権を確保するため、合計8,700万ドル(4,350万ドルを2回)の保証金を支払う。この契約はAXTにとって複数年にわたる収益の可視性を確保するものであり、事業の安定性に対する信頼感を高める材料となった。
市場への示唆:AI需要が成長を牽引
同社のモリス・ヤングCEOは、今回の結果をデータセンターの光接続に対する需要急増がもたらした「変曲点」だと表現した。記録的な好決算と保証金付きの長期契約という二重の好材料が、株価を押し上げる完璧な状況を生み出した。
このニュースは、AI(人工知能)の発展がデータセンターインフラの高度化を促し、AXTが製造するリン化インジウム基板のような特殊材料への需要を構造的に押し上げていることを示唆している。投資家は、同社がAI主導の需要拡大による新たな成長局面に入ったと評価しているとみられる。